インチキな人たち
ケニア政府は3月11日以前の、ずっと前から原発の導入を検討していたという話をした。
原発というのは、「科学」としては成り立つのだけれど、原子力発電という「産業」としては成り立たないということを今度の福島第一原発は立証したことになるが、悲しいかな、鉄腕アトム世代として成長期に原子力に夢を持っていたので、原発はなんとなく容認してしまっていたことは、今にしてみれば痛恨の極み言うほかはない。
それにしても、国連の国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長と云う人は、事務局就任にあたって米政府関係者に「イランの核には厳しく対応して米国の政策に沿った対応をします」というような密約を交わしていたということが、ウィキリークスですっぱ抜かれていたくらいウサン臭いanother Inchikiな人なのだが、今回の福島原発事故では、ときに「核の番人」を自認するIAEAの事務局長としての対応は、ごく当然の対応であったと思う。
その日本人の天野氏がケニア政府と原発の話をするというので、日本の原発事故収拾の見通しの立たない3月末の時点でにケニアほ訪問すると、はやりなんでこのタイミングなのかとは思うだろうが、それを、いくらなんでも「AMANOという日本人が原発を売り込みに来た」とか「AMANOは死の商人です」というお粗末なデマがどこから出て来るのか? いるいは何らかの意図をもってそのようなデマを飛ばしているのか、こう云う誤った情報を出したこのインチキさにはあきれるばかりである。
(続は来週)