「マネジメント」を読みなさい
ワールドカップのテレビ観戦は楽しいけれど、酒量が増えるので困る。
ガーナが勝った。あの棚ボタのようなPKでも勝ちは勝ち。
アフリカの選手を形容するのに、「スパ抜けた身体能力」というお決まりの表現になるけれど、W杯に出てくる選手は皆それなりに並ではない身体能力を持ち合わせている訳だから、とくにアフリカ出身の選手の身体能力がスパ抜けているとは思わないのだが、、、。
2002年の日韓合同開催のW杯のときはドイツとケニアを行き来していた。
カメルーン・セネガルなどが頑張っていた時だったので、ナイロビに着いて空港に迎えに来てくれていたドライバーに「なぜケニアはW杯に出場できないのか」と聞いたら、彼は即座に「Management !」と答えた。
ケニアのサッカー協会というのは、利権も絡めば名誉・名声にも関わる権力闘争の場だった。だから常にいろいろなスキャンダルに事欠くことはなく、そんなこんなで、組織の体を成さず全国レベルの振興や選手の育成どころではかった。
普通の一般的なアフリカ人は、社会的地位があり、自分たちの指導的立場にある者の能力・行動をシャープに観察し、ちっょとおかしな点を見つければ「マネジメントがなってない」と指摘する訳だ。しかし、そのシャープな筈のアフリカ人がと考え始めても結論は出ない。
残念なことだけれど、アフリカのサッカーの強い国は東欧や南米から指導者を招へいしていて、程度の差はあっても基本的には外国人に指導を任せるということになっている。
W杯中継を見るとき、アフリカのチームのベンチにどういう人たちがいるかをじっくりと観察してみたらいい。