服を着た犬
おとといの晩、10年以上前にナイロビおつきあいのあったオヤジたちで集まって新年会をやった。
毎日寒い日が続くだけに、誰が言うとはなし「ナイロビの気候が懐かしい」「世界で最も快適な気候だ」云々というベタな話題で盛り上がった。
隅田川河岸では朝晩犬を散歩させる人を多く見かけるが、ほとんどの犬は服を着せられている。飼い主としてはペットに寒い思いをさせては可哀想ということでその気持ちは十分わかるのだが、犬はどう云う思いをしているのだろう。もちろん表現できる言語を持ち合わせていないのだから「暖かい」だの「快適」「邪魔臭せぇ」などという意思はないだろうけど、どうなんだろうか。飼い主の自己満足というのもあるのだろうかと思ったりもする。
それで、ふと思うのは、アフリカでストリート・チルドレン救済などいろいろな活動をするNGOなどを、そんな犬の飼い主に脈絡ものない結びつけて、自己満足という部分も多分に有るのだろうと思うと同時に、NGOの活動を受け入れるアフリカの人たちはどう思っているのだろうということなど。
アフリカ人は鷹揚で寛大だから来るものは拒まないし、ましてそれなりの金品を持って来てくれる人たちは大歓迎するのは当然だろう。
ナイロビのスラムで住民の生活支援をやっている人たちが、春と秋に日本に戻って北海道から沖縄まで日本各地で3ヶ月くらいの行程で「救済されなければならないアフリカ」を全面に出して報告会と募金のツアーをやっているのを見ると、何となく違和感を覚える。
最来週、ナイロビへ出張することにした。
エミレーツに予約をしたらかなり混雑していて希望の日のフライトがなかなか取れなかった。ドバイ・ショックの影響はないのか、関空-ドバイはみっちり詰まってのるようだ。