人間みんなちょぼちょぼや | Hardnutのブログ

人間みんなちょぼちょぼや

総選挙が公示され選挙カーが賑やかに動き回っている。みんな共通に言っていることは「官僚機構改革」「天下り禁止」ということで是非やり遂げてもらいたい事項だけれど、相手はしたたかだ。かつて橋本龍太郎元首相が「火達磨になって行政改革!」などと元気なことを云っていたけれで、結局なにも変わらなかった。たぶん本省の員数は減ったかも知れないが、あのあと在外公館は一気の人が増えた。


1980年ころ、駐ケニア日本大使館の邦人館員総数は12名程度であったが、2005年のケニア日本人会会員名簿に記載されていた日本人館員は35名程度ではなかったかと記憶している。なぜそんな大所帯なのか知らないけれど、ちょっと多すぎないだろうか。

今の官僚の問題も政治家も、天下国家を云々という次元に考えが及ばず結局自分の身上(しんしょう)のことで頭が一杯で、そこですべてが停止している人ばかりになってしまっているように見える。


上級職のキャリアと言われる人たちとお付き合いがあったけれど、彼らは実に優秀で前向きに職務に当たるし、たとえば海外駐在になるとその地の政治状況を含めた現地事情などは貪欲に勉強するし、そう云う人たちだからキャリアになれたのだろうと納得した。「官僚を使いこなせ!」とハッパを掛けていた人がいたけれど、簡単な漢字も読めない人が言っても迫力もなんにもない。使う側もそれなりの準備をしなければ人はそう簡単に扱えないのは自明ことだろう。優秀で能力があっても残念ながら利己ばかり。


アフリカ人の政府高官もすばらしく優秀な人材が多くいるのに国家としてはあまりにも多くの問題を抱え込んでしまっている原因を考えてみると、行き着くところは自分の出身部族のこと、さらに自分の身上のことに収斂してしまうからかと思う。アフリカの問題は「部族意識は明確だけど、国家という概念がまだ確立していないこと」と言っていた人がいたけど同感である。


日本の政治家も政府官僚も、本当に国家という意識があるのだろうか。

昨年亡くなった小田実がよく言ってい「人間みんなちょぼちょぼや」というのがよく分かる。