マジワララ 牛乳が眠る | Hardnutのブログ

マジワララ 牛乳が眠る

2003年頃だったと思うが、大塚製薬がマサイ族が牛乳を持ち歩くヒョウタンの中から特有の乳酸菌を分離培養して『マサイの戦士』というヨーグルト・ドリンクを開発して発売した。

関東地区の地域限定販売だった割には結構派手に宣伝をかけたようだったけれどヒットしなかったようだ。


赤ん坊にはミルクを分解するラクターゼとかいう酵素があってこれでミルクを消化吸収できるのでミルクだけで生きて行けるが、成長するにしたがってこの酵素が十分ではなくなり雑食が始まると聞いた。ところが、マサイ族の体は特殊で、成人しても体内にラクターゼが豊富にありミルクだけで生きていけるのだと言う。しかし、これだけでは生きて行けても性欲が出て来ないので、牛の首の静脈から採取した血液をミルクに混ぜるという話だ。


ミルクのことをスワヒリ語でMaziwa(マジワ)という。寝る・眠る(to sleep)という動詞はkulalaと云う。「ku」は不定詞の「to」なので動詞の原型は「lala」になり。ヨーグルトのことをスワヒリ語では「Maziwa lala」というが、つまり、「眠ったミルク」がヨーグルトという訳だけれど、この感覚はなんとなく楽しい。


インド料理に付きもののヨーグルト飲料ラッシー(Lassy)にはいろいろな作り方があるし、家庭ごとに味もそれぞれだが、ケニアで親しくしていたインド人家族のレシピを教えてもらって日本に戻ってからもずっと作り続けている。新鮮なコリアンダー(Dania,香草シャンツァイ)が手に入らないので粉末で代用する。

まず、.ヨーグルトを作る訳だけれど、これには作り続けているタネを使う。

1リットルパックを買って開けたら200ccを取り除き、そこに作り続けている持越し分ヨーグルト200cc足して密封して2-3日置くとヨーグルトになる。作り始めた時から1リットルパックに番号を打っていたら約3年で280本になった。

500ccのヨーグルトにCumin Seeds(Jeeraクミン)の粉とコリアンダー粉を各小さじ半分を入れ、よく攪拌する。好みで塩だったり砂糖を加えてもよいが、入れないほうがさっぱり味に仕上がる。それに同量の水(500cc)を加えてよく冷やしておく。

夕方、スポーツジムのサウナでひと汗かいて帰って来てこれをグビグヒやったら暑気も飛ぶ。この季節に一番合う飲み物だと思う。