アフリカ南部から人を引きつける南ア
米国では、ハーバードのゲイツ教授が逮捕された事件が人種差別によるものだということでまだくすぶっているようだが、つい30年まえまではニューヨークのハーレムでは毎年今頃(夏)は暴動が起きたりしていたのだから、そう短時間で解決のつく問題ではないだろう。
前述の相倉久人の「現代ジャズの視点」というのは彼が60年代から書いていたものをまとめて74年に単行本としてだしたもので、題名が現代ジャズの視点となっているにもかかわらず人種差別問題が三分の一程度の扱いになっている。ついこの前までずっと重くて大きな問題だった人種問題は、なるべく触れないようにしているのかもしれないけれど消えてなくなっている訳ではない。
人種問題とは関係ないれけど、ある人とアジア・アフリカの国別の賃金の話をしていたのでちょっとその数字を。
いろいろな統計資料やデータブックをみれば「一人当たり国民総所得」などという数値は簡単に入手できるけれど、以下は一般労働者が1日働いて得られる日給の話。
バンコク近郊の工場労働者 = US$7_/日から$8_/日。
ラオス・カンボジアの工場労働者=US$3/日_から$4_/日。
ミャンマー縫製業労働者 = US$1.20/日から$1.50/日。
ミャンマーの胡麻収穫時の大量雇用される労働者=US$2_/日。
モザンビーク・マラウィの農産品加工工場労働者= US$1.20/日から$1.50/日。
ケニアのナイロビ近郊工場労働者=US$3_/日。
ケニアの地方農園労働者= US$2_/日。
ヨハネスバーグ近郊工場労働者= US$7_/日から$8_/日。バンコクと同レベル。
国家破綻の危機に直面しているジンバブェも、モザンビークも南アの隣国だから、「来るな!」と言われても国境を越えて人が南アへ流入してします。