『白ナイル』
おとといの土曜日から横浜で「海のエジプト展」が始まったようだ。
新聞社・テレビ会社は本来の業務の業績が良くないとのことで、いわゆる文化事業などを積極的に行って少しでも業績をカバーしようと腐心している様子は分かるのだけど、大掛かりな仕掛けで「文化事業」のいろいろな話題づくりをされると何となくあざとさが感じらて少し引いてしまう。
「海のエジプト展」も興味深い展示内容なのでそそられるのだけど、こちらの性根がひねくれているのか「海エジ」などと短くして煽られると何となく行きたくなくなってしまう。
豪州のジャーナリストにして作家のアラン・ムアヘッドと云う人の作品で、-ナイル水源の秘密-というサブタイトルのついた『白ナイル』と『青ナイル』という二部作があり夢中になって読んだことがあった。
むかしから謎とされていたナイルの水源がどのような探検され解明されていったかと云うことが1856年から1900年頃までの期間に限定されて詳しく掘り下げられたノンフィクションで、読み終えた後は東アフリカ中部湖沼地帯からナイル河に沿ってカルツーム、アスワン、河口のアレキサンドリアまで俯瞰できたような気持ちになった。
「海エジ」、どうしようかなぁ。