愛すべき「Jua Kali」たち
「ケニアで中古車リサイクル」というWeb記事に目がとまった。
http://netplus.co.jp/ssbiz/_tanso/_ta090512_2html
日本からの中古車は人気があるが輸入されても中古部品がリサイクルされずに廃棄されるので、ある日本の会社がそれらをリサイクルする会社をケニアに設立するとのこと。
「ケニアでは、リサイクルがほとんど根付いておらず、適正な処分がなく廃車になる例が多い」というコメントでWeb記事を結んでいる。
ケニアには「Jua Kali」と呼ばれる人たちがいる。
Juaは「太陽」、Kaliは「厳しい」という意味で、灼熱の太陽に照らされながら炎天下でクルマの修理とか板金加工または木工加工・物売りなど自分でなんとか生計を立てて行こうとしている人たちで、英語では「Informal Sector」とか「Self Employment」などと呼ばれ、皆必死で頑張っているタフな人たちである。
アフリカのイメージは、「大いなる大自然」が一方にあり他方は「紛争・貧困・エイズ」などでこちらは貧しい子供達の写真を全面に掲げたお決まりのものだが、このタフで貪欲で時に小ズルイJua Kaliや中には優秀にヤツらもいるのがアフリカ人のマジョリティであることをもっと知ってほしいと思う。
そのJua Kaliたちは、古タイヤでサンダルを作り、空き缶は灯油ランプに加工したりしている。
部品だけでなく鉄板の最後の一片まで利用する(せざるを得ない)ケニアの人たちに、冒頭の会社は「リサイクルを何たるかを教えてやる」と意気込んで投資するのであるが、大丈夫だろうか。下品な言い方だが、ケツの毛までむしりとられるようなことにならなければよいが。