「4×5=12、4×6=13、4× ・・・ これじゃいつまでたっても20にならないぞ」

(I shall never get to twenty at that rate!)


不思議の国のアリスを読んだとき、確かにこんな一節があったのを記憶している。読んだのはだいぶ前だけど確かに覚えている。数学が好きで、読書は嫌いだけど数学の読み物は読む僕にとって、この一文が意味していることをまったくもって理解できなかった、ということを確実に記憶していると言うことだ。


アリスを読んだ理由は、作者のルイス・キャロル先生が数学家で、作品に数学の要素がたくさん盛り込まれているという情報を知ったから。でも当時の僕にはまったくもってこの作品の楽しさや数学的要素を理解することができなかったのだ。


本名はチャールズ・ラトウィッチ・ドジソンと言うそうだが、この英国の数学家の偉大さ・素晴らしさを、初めて作品に触れた時から十数年後の今になって思い知ることになったのだ。


それを教えてくれたのはタイトルにもある『浜村渚の計算ノート 2さつめ~ふしぎの国の期末テスト』(青柳I碧人先生/講談社文庫)だ。


長くなるので今日はこれだけにさせていただきますが、続きはまたどこかに必ず書きます。


一応参考として言えば、本題アタマの意味は

4×5=12 の12は18進法で、18×1 + 1×2 =20 ・・・4×5の10進法上の答え を表している。

4×6=13 の13は21進法で、21×1 + 1×3 =24 ・・・4×6の10進法上の答え、以下

4×7=14 これは24進法で、24×1 + 1×4 =28 と続いていく。

でははたして、n進法下において

4×□=20 となるだろうか という問いです。ではまた。