「コウジ菌」は「コウジカビ菌」とも言うそうです。ガクの無い私は今まで、人に役立つ場合は「コウジ(菌)」で、害が有ったり無用な場合は「カビ(菌)」と言うのかと思っていましたww  キノコや酵母も、カビと認識できる時期があり、カビの一種とされているようです。

 「青カビ」も人に対する毒性を示しますが、チーズやペニシリンなど有用な場合もあり、子供の頃にはカビの生えた餅を食べた思い出もありますww

 人類が誕生してから現在まで、毒による自然淘汰で「毒に強い人」が生き残り、「その毒」は多くの人にとって毒ではなくなりましたが、今でも稀に「毒性」を示す人がいるようです。

 「紅麴菌」は古くから中国や台湾で漢方薬として重宝され、紹興酒、紅酒、老酒、野菜の漬物、豆腐餻(沖縄の発酵食品)などにも利用されているそうです。「紅麹色素」は、培養した紅麹カビをプロピレングリコールやエタノールなど水溶性の溶剤で抽出したもので、お菓子やフリカケに至るまで、赤っぽい食品の多くに利用されています。なので、通常の食品と同様に、特異体質者を除けばその「安全性」は保証されています。

 ほかにも「黒麹菌(沖縄県では泡盛に利用)」「黄麹菌(酒や味噌、醤油などに利用)」「白麹菌(黒麴菌が突然変異し、”いいちこ”の製造に利用)」が有るそうです。突然変異した「菌」が、有用なのか毒性を示すかは、運しだいのようです。

 小林製薬の「有害事象紅麹サプリ」の製造ロット番号が特定されているようなので、「紅麹サプリ」そのものには危険性はないと思われ、「紅麹カビ(菌)」や「紅麹(抽出)色素」の安全性(危険性も含む)は確立している事から、製造時に(突然変異も含む)異常事態が発生したと考えられています。

 

 


 「コウジカビ」から各種「スタチン系」のコレステロールを低下させる医薬品が開発されたのですが、「スタチン系」は肝臓や腎臓、筋肉細胞に害を及ぼす可能性が有るとされています。

 「紅麹サプリ」から青カビ由来の化合物「プベルル酸」が検出されたようですが、「プベルル酸」を利用した医薬品の開発も行われているようで、毒と薬は表裏一体と言えます。

 日本人の80%が「mRNA薬剤(通称、コロナワクチン)」を接種していますが、「腎炎による死亡例」がワクチン接種と無関係の場合は、

無接種者腎炎死亡数:接種者腎炎死亡数=1:4

となる筈です。

 これは厚労省が調査すれば解ります。若しもワクチン接種率と腎炎死亡率とに相関性が無い場合には、「紅麹が疑われる腎炎死亡数」は、「無摂取者腎炎死亡率」と「摂取者腎炎死亡率」を比較し、「紅麹サプリの摂取」に関し有意な値を示すかを調べれば、統計上は結論が出ます。

 「私が推察」するに、「健康系サプリの摂取者」と「予防系薬剤の接種者」とは重なる可能性が高いと思われ、「紅麹サプリ」に関しては、

[無摂取者腎炎死亡率]<[摂取者腎炎死亡率]

となるかもしれませんが、これは「私の推察」が合っているだけであり、「紅麹サプリの摂取に起因する」とは言い切れません。

 自己防衛したからと言って、そのセッシュ量や組み合わせによっては「自然淘汰」の対象になるかもしれません。

 最近では「健康系サプリ」の有効成分を競うように増量化する傾向があり、「予防系薬剤」もブースター効果を宣伝した事から多数回接種する人が増えました。若しかすると、「自然淘汰の原則」から、突然変異による新人類の誕生が早まるかもしれません。

 但し、私は「健康系サプリ」も「予防系薬剤」もセッシュしてないので、現生人類のままですww