BingChat君に「道徳と倫理の違い」を訊いてみました。

 

 

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道徳と倫理の違いについてお尋ねですね。1234

道徳とは、社会生活の秩序を成り立たせるために人が守り従うべき規範のことです。25 個人の内的な自発性を重視する言葉でもあります。1

倫理とは、生きていく上で、人として守るべき道のことです。24 特定の集団や職業における善悪の判断基準となる言葉でもあります。1 客観性を重視する言葉でもあります。1

例えば、医者が患者の秘密を守ることは、医療倫理として求められることですが、道徳的にも正しいことです。しかし、医者が患者に対して嘘をつくことは、医療倫理に反するだけでなく、道徳にも反することです。

道徳と倫理は似ていますが、使い分ける場合は、「しなければならない」か「したほうがいい」かというポイントで区別できます。5

(原文の儘)
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これを纏めると、

道徳:自発的な社会行動規範
倫理;客観的な社会行動規範

だと思います。

 私の定義では、

道徳:他人とは無関係に、自分が正しいと思うこと。
倫理:自分とは無関係に、他人が正しいと思うこと。

です。但し、それが偶々一致する事があり、その場合には安定した社会が成立する可能性があるので、あたかも「社会行動規範」のように見えるだけです。

 「社会行動規範」は、多くの人に知られている(公認された)規範で、これに沿わない場合でも直接の(法的)罰則はないのですが、存在を無視されたりイジメを受ける場合があります。通常、これを「倫理観」と言い、民主主義国ではこの「イジメ」は倫理的制裁と言えます。

 一方「道徳」は、Bing君の定義では「社会秩序の維持」が大前提で、且「自発的」とされています。しかしながら、民主主義国の「社会秩序」は客観性が求められるので、体制(大勢)に従う必要があり、この場合は「倫理」との区別がなくなります。但し「Bing's道徳」には、他人に言われる前に行動すると云う、取るに足らない違いはありますww

 私の定義する「道徳」は、自分の行動に於いて自分が正しいと思うだけで良いので、他人の行動でよく目にする「スピード違反」や「過積載」の車などを見ても文句は言いません。これは「違法行為」なので、取り締まるのは警察であり、私ではありません。

 「倫理観」は他人に対する評価なので、自分に倫理観があるかどうかは他人に聞くしかないのですが、「道徳感」は自分自身の評価なので自分で決めることができます。

 トある政調会長の発言を例にとると、

 

 

「(ガソリン価格高騰に関して)脱炭素を考えれば、ある程度の金額には、国民にも慣れてもらうことが必要。」

では、この言動は道徳であり「他人とは無関係に、自分が正しいと思うこと」ですが、民主主義国の国民にしてみれば倫理となり「自分とは無関係に、他人が正しいと思うこと」と言えます。

 当然ながら、「国会議員の裏金(正しくは、脱税資金)問題も、国民にも慣れてもらうことが必要。」も、当人にしてみれば道徳的と言え倫理の押し付けも可能となりますww
 
 但し、国民にも各自「道徳感」を自由に持つことが出来るので、選挙で落とすことは可能です。若しも落選しなかった場合は「国民の道徳の総和≒倫理」となり、これに抗う人は「非倫理的な人」の烙印を押されますww

 私は、「コロナマスクは着用しない」「コロナワクチンは未接種」「裏金は犯罪だと思う」・・・等々、「道徳的で非倫理的な人」の一人ですww