ーー閲覧注意ーー
**死亡の子ら、6割基礎疾患なし 尾身クロン株流行で 陽性研・新型コロナ**

 「国立コロナ陽性研究所」によると、陽性後に死亡した20歳未満の患者は、変異株流行前の昨年末時点では3人だったが、流行後の今年1~9月では62人に増加。不慮の事故での死亡例などを除いた50人を分析すると、21人(42%)には中枢神経疾患や先天性心疾患などがあったが、29人(58%)には基礎疾患はなかった。

 50人を詳しく調べた陽性研は「基礎疾患がなくても、症状の経過を注意深く観察することが必要」と指摘した。

**陽性死亡者のうち約9割が一発合格者だった。**

 50人のうち、死亡時点での義務教育修了者は26人で、23人が浪人せずに進学し、残り3人は2回入試を受けていた。 
ーー異常wwーー 

 上記は「JIJI.COM」の記事「死亡の子ら、6割基礎疾患なし オミクロン株流行で 感染研・新型コロナ」を、少しだけ加工したモノですが、内容の無さには大差は有りませんww

 

 

 JIJIの記事の後半部分は

**ワクチンは対象者のうち約9割が未接種だった。**

とのサブタイトルの下にその根拠として、

>> 50人のうち、死亡時点でワクチン接種対象年齢(当時は5歳以上)に達していたのは26人で、23人が未接種だった。残り3人は2回接種を受けていた。 <<

が、実際の記事です。

対象死亡者の未接種率=23/26≒88%(9割)

 「ワクチンは対象者のうち約9割が未接種だった。」は、読み方によっては「未接種者の死亡率が高い」と解釈できそうに仕立てています。

 ここで、「(死亡調査の)対象者のワクチン未接種率は約9割」でも、例えば全国20歳未満の未接種率も同じく9割ならば、統計上は「20歳未満死亡率は、接種の有無とは無関係」と判断できます。

 統計の母集団と、抽出されたサンプル集団の条件が同じであれば、全数検査をする必要が無い事は「テレビ視聴率」などでも証明済みです。つまり、任意の抽出集団と、死亡者だけを集めた集団の接種率が同じなら、接種率は死亡因子ではないと言えます。

 この事実を「ニュース記事」にするのなら、少なくとも

** 若者のワクチン接種効果に疑問 **

と書くべきです。

 この記事にある調査時点での「全国20歳未満」の接種率が1割でも、若しも、1回接種率と2回接種率が共に5%だった場合は、1回接種者の感染死亡数は0人なので、「20歳未満で2回接種者の感染死亡確率は、1回接種者に比して極めて高い」となります。

 また、20歳未満の感染死亡者62人の内の12人(2割)が不慮の事故と言うのも、統計上の作為を感じます。若しも作為で無いとしたら、コロナに感染して死亡したら、その2割が不慮の事故なのは異状事態と言えます。

 統計データーは、その一部だけを見せると正反対の印象を与えることが可能で、「閲覧注意」となります。