米国国務省と日本公安調査庁が認知?している「アゾフ大隊」と「ロシア帝国運動」ですが、

・アゾフ大隊(宇);現在は、ウクライナ内務省管轄の準軍事組織である国家親衛隊に所属する部隊。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の報告書では、アゾフ大隊に関し「大量略奪、違法な拘禁、拷問などの戦争犯罪を行なっている」と記述している。

・ロシア帝国運動(露);ロマノフ王朝の皇帝を神格化。但し、ロマノフ朝の最後の皇帝ニコライ二世が「日露戦争」に敗退し、ソ連成立に繋がった事を知っているかどうかは不明。

とされていて、他にも、

・リトル・グリーンメン(?);ロシア軍の武器と装備品を装備し、徽章を付けていない所属不明の兵士で、クリミア半島などウクライナ東南部で活動。

等、様々な「私兵集団?」がいます。大東亜戦争直前にも、

・フライング・タイガース(美);支那大陸で、戦闘機(100機)やパイロットを美国政府が用意し、義勇軍の名を借りた美国による「対日戦闘部隊」。

・竹槍部隊(日);戦争末期に本土決戦を覚悟した子女が、本土上陸米兵による強姦や民間人虐殺を防ぐために用意された「自衛部隊」。

等がありました。

 戦後の一部のサヨクは、これを「竹槍でB29は落とせない」とバカにしていますが、国民に対する「竹槍教練」が始まったのは、B29が日本で確認される前の1943年です。「B29」の運用開始は1944年5月8日で、中国から日本本土に出撃したのは翌6月15日ですが、日本側はこの時の機種名の特定は出来ていませんでした。

 今でもサヨクは「憲法9条」をお守りにしていますが、憲法9条では、その竹槍すら防げません。実際に、戦後の日本で竹槍を使用したヤカラがいて、被害者も出たようです。

 それは兎も角、「白いプーさん」は、ロシア軍はウクライナの民間人は攻撃していないと公言しています。つまり、民間人を虐殺しているのはロシア軍以外の軍隊か、或いは「私兵集団」と言う事になります。

 この主張が正しいとすれば、ウクライナで特別軍事作戦を展開中の平和的ロシア軍以外の「私兵集団」を抑え込むために、世界各国からのウクライナに対する軍事援助(日本は防衛装備品の提供)は何の問題もないと、「白いプーさん」が認めた事になります。

 また、「白いプーさん」は、この特別軍事作戦は集団的自衛権の行使であり国際法に則っていると主張しているようです。若しもこの作戦が成功すると、次は「黄色いプーさん」が日本で、「琉球国」や「アイヌ共和国」の国家承認後に集団的自衛権を行使してきます。

 その時には、半世紀程前に「竹槍作戦」をマジで実行した新左翼過激派が「私兵集団」として再編されるかもしれませんww

 それはさておき、宇国のZ大統領は「真珠湾攻撃」を民間人に対する攻撃と思っているようです。つまり、ハワイを守護していた米軍の軍服を着ている集団は「民間の私兵集団」と決めつけていると云う事です。

 私には、「私兵集団」に対する「正規軍」の攻撃が国際法に違反するかどうかは分からないのですが、Z大統領による「民間義勇兵の募集」は、民間人を盾にした戦争と言えます。

 「ネオナチ私兵集団」を国家親衛隊に所属させる国が考える事は、私には良く分かりません。