Terrorcoreについて

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皆様、新年明けましておめでとうございます!

 

新たにHARDGATEクルーに加入したRedOgre(赤鬼)と申します。
これからハイスピードなハードコアサウンドの担当としてイベントの盛り上げに尽力して参ります!

 

早速ですが、今回は僕が自分の音楽として取り扱っている「Terrorcore」について紹介をさせていただきます。
ヨーロッパの音楽ということで未知な事もあり、主観ではありますが、お付き合いいただければ幸いです。

 


■Terrorcore(テラーコア)とは?

 

ハードコアのサブジャンル(括り)の一つ。
単にTerror(テラー)と称呼されることもあります。

 

BPMのレンジは200~300と非常に高速、アタックの強調された歪んだバスドラムと、カットアップされた過激なサンプリング(声ネタ)の連打が特徴です。
近しいジャンルにSpeedcoreやFrenchcore、Uptempo Hardcore等が上げられますが、
いずれにも分類されないようなハイスピードサウンド全般をカテゴライズする時に名称として用いられている印象です。
アーティストによって解釈も様々、負の念を押し出したような暗い曲もあれば、ポップスをサンプリングしたキャッチーな曲まで色々とあります。

 

海外ハードコアシーンにおいては、大型イベントの1ステージがTerrorcore専用として設けられることもあり、完全に大衆向けではなくとも、ヨーロッパを中心にかなりのファン、リスナーを獲得しています。

 

とても速いけれど、ノれる音楽!それが「Terrorcore」です。

 


■Terrorcoreの成り立ち

 

現在Terrorcoreと呼ばれている音楽は、元々は近親ジャンルであるSpeedcoreに包括されていました。
以前はSpeedcore自体のBPMレンジがとても広く240~1000とされていたのですが、
2010年頃を境にシーンの中心であるヨーロッパで解釈が変わった模様。
300BPM以下はTerrorcore、それ以上の速いものはSpeedcoreと呼ばれるようになりました。
同時に、以前の200~300BPMの音楽は「Oldschool Terror」と呼ばれることもあります。

 


■楽曲紹介

 

それでは、どんな音楽がTerrorcoreなのか!楽曲を紹介していきます。


[Noisekick - Justin B.]

 

まず最初は現代Terrorcore界の帝王、Noisekick!
メインストリーム系とは異なる感触のバスドラム、メロディ皆無でひたすらボイスサンプルの連打で突き進むトラック。
氏は昨今におけるTerrorcoreシーンの最重要人物の一人で、大型ハードコアフェスティバルに名を連ねる他、「Terrordrang」という大型のイベントを隔月で開催、長年に渡りシーンを牽引しています。

 


[Noisekick feat. Kraken - Fucking Bastards (Doctor Terror Remix)]

 

Noisekickのブッキングエージェンシーメンバーの一人であるDoctor Terror。
このトラックは氏によるリミックスですが、ザ・直球テラーな感じなのでチョイスしました。
暴力的なまでにバスドラムしか鳴っていない漢(おとこ)仕様のアツいトラック。

 


[Paranoizer - Mad Commotion]

 

生けるOldschool Terror、Paranoizer!
これくらいのテンポの音もTerrorcoreに包括されます。
野太いバスドラムとシンセワークが特徴的!フロアで聴いたら体が勝手に動き出しそう。
どことなく昔のアプローチの曲が多く、好みのアーティストの一人です。

 


[Drokz - Get Drunk, Get High]

 

Terrorcore、速い系ハードコアのレジェンドアーティストDrokz!
大型フェスティバルにも多数出演、名前を知っている方も多いのでは?
このトラックはどちらかというとUptempo Hardcoreに近いアプローチかもしれません。
カッコいいボイスサンプル、淡々と進むリズム隊、スクリーチ。

 


[D.O.A. - New York City Speedcore]

 

続いてOldSchool Terrorをご紹介!

これぞTerrorcoreの原型と言っても過言ではない最初期トラックの一つ。

曲名の通り、当時はSpeedcoreとして分類されていました。

荒ぶるボイスサンプルとギターリフ!影響を受けたトラックプロデューサーやDJも多いはず。

バスドラムが当時の雰囲気を物語っています。

 


[DJ Plague - Terrorists Never Miss]

 

Oldschoolの流れになってきたので、ここで忘れてはいけないDJ Plague!
CSR(Canadian Speedcore Resistance)という伝説的レーベルのボス。(現在はリリース休止中の模様)
先のNew York City Speedcoreに同じく、レーベル名にSpeedcoreを冠していますが、

昨今のTerrorcoreの原型となるような200~300BPMあたりのトラックを中心にリリースしていました。
氏のトラックはグルーヴ感が独特でとてもカッコいい。
長らくDJとしての活動を休止していましたが、昨年12月の「Terrordrang」にてまさかの復活。

 


[Burning Lazy Persons / On My Game Again]

 

日本人アーティスト、Nawoto Suzuki氏のソロプロジェクトBLP(Burning Lazy Persons)!
Mokum Records等の著名レーベルからトラックをリリースし、2011年にDOMINATOR、2013年にMASTERS OF HARDCOREに出演。
生ける伝説です。HARDGATEでも過去に数回出演し、その音圧でフロアを圧倒!

 


[RedOgre - Jet Riddim For The Hardest XFADE]

 

自分も載せておきたい!
元々Terrorcoreという概念を意識せず自由に製作をしていたのですが、
ここ最近海外の方から「君のTerrorはイイね!」と言っていただける機会が増えてきました。
有り難い以上に「海外から見て自分の音楽はTerrorcoreにカテゴライズされるんだな」と再認識している今日この頃です。

 


■Terrorcoreの買い方

 

早速Terrorcoreが欲しくなってきたところで(強引)、どうやって買うのか?をご紹介いたします。
フィジカルなCDもあるのですが数が少なく、ダウンロードサイトでの購入が楽で種類も豊富です。

 

お勧めはハードコアなら大体ここ、hardtunes。
カテゴリが「Terror」として設けられているので探すのも楽々です。

 

<hardtunes>
https://www.hardtunes.com/terror

 

我らが「FREAKIN WORKS」の曲も購入できます!
是非チェックしてみてくださいね。

 


いかがでしたでしょうか?
Terrorcoreはまだまだ日本に定着していないので、HARDGATEを中心に楽しくシーンを広げていければと思っております。
皆様からのアツいサポートをお待ちしております!!