五輪代表合宿 千葉との練習試合の寸評 | フロンターレを応援するブログ

五輪代表合宿 千葉との練習試合の寸評

下は日経新聞の千葉との練習試合の寸評です。7月9日の試合です。情報が全くなかったので知りませんでしたが、タニが凄く活躍していたみたいですね。これで五輪代表を勝ち取ったのでしょう。



ともかく、男子は「オーバーエージなし」ということになりそうだ。しかし7月14日のメンバー発表を控えて「最終選考合宿」最終日の7月9日に行われたジェフ千葉との練習試合を見る限り、「なかなか厳しそうだ」と思わざるをえない。
 この合宿には、9日に試合があるJ2のクラブに所属する選手たちは原則として招集されなかった。日本代表でもあるC大阪のMF香川真司、この年代ではこれまで「常連」だったMF青山敏弘、そして大きなけがから復帰した同じ広島のMF柏木陽介などだ。
 相手の千葉は、リーグ戦に出場していない選手のみのチーム。そのチームを相手に前半は0-0。GK西川周作(大分)、DFは右から内田篤人(鹿島)、森重真人(大分)、水本裕貴(京都)、安田理大(G大阪)、MFは本田拓也(清水)と細貝萌(浦和)をボランチに、右に梶山陽平(F東京)、左に本田圭佑(VVVフェンロ)、そしてFWは李忠成(柏)と豊田陽平(山形)。右から内田が正確なクロスを入れて何回かチャンスをつくったが、ゴールを決めることはできなかった。
●後半、4点を決める
 前半途中からFW李に代えてFW興梠慎三(鹿島)を投入したのに続き、反町監督はハーフタイムに大幅にメンバー変更を行った。GKは山本海人(清水)、DFは右から細貝、青山直晃(清水)、吉田麻也(名古屋)、安田、MFは本田拓と谷口博之(川崎)をボランチに起き、右に岡崎慎司(清水)、左に梅崎司(浦和)、そしてFWは豊田と森本貴幸(カターニャ)。
 最初はぎくしゃくしていたが、次第に動きがこなれ、15分と34分に森本、17分と32分に岡崎が決め、4-0で押し切った。
●岡崎と谷口の「動き」
 試合を変えたのは右サイドにはいった岡崎とボランチの谷口だった。
 本来FWの岡崎は右サイドから「ダイアゴナル(斜め)」の動きで果敢に中央にはいった。そして谷口はボランチの位置から果敢に飛び出した。前半はまるで「ポジションを守らなければならない」と思っているかのように動かず、相手の守備を楽にしていたが、後半はこの2人の動きでスペースができ、相手の守備にギャップが生まれた。森本の2点はいずれも見事なものだったが、前半のような攻撃だったら力を出し切ることはできなかったかもしれない。

●ミスをしてはいけないところでのミス
 「なかなか厳しそうだ」と思うのは、後半こそ岡崎と谷口を起点に動きが出て得点が生まれたが、前後半を通じて全体にパスミスが多く、確実につながなければならないところで簡単に相手に渡すようなプレーが再三見られたことだ。技術の問題というより判断の遅さ、シンプルさの欠如などがミスを生んでいた。
 この試合ではそのままピンチになることは多くはなかったが、オリンピッククラスの試合なら命取りになりかねない。
 出場各国は、オリンピックを真剣に考え、力のあるオーバーエージの選手を投入して上位進出を狙っている。これまでオリンピックを軽視する傾向にあったヨーロッパの国ぐにも例外ではない。経験豊富なオーバーエージの選手を使えないうえにミスだらけでは勝負にならない。
 反町監督は頭が痛いだろうが、オリンピックに向け、精神面、技術面でうまく仕上げてもらいたいと思う。