冬休みに入り時間に余裕ができたTakamixです! つづきです。

 

 
 さて、前回Appleサポートに聞いてみるか… と記しましたが、Logicは元々Emagicと言う会社(確かドイツ)の製品でした。Emagic時代にはWindows版のLogicも発売されていましたが、AplleによってEmagicは買収されAplleオンリーの製品になりました。なのでAplleサポートでLogicのことを聞いても何の問題もない訳です。
 
Emagic
 
Logicマニュアル(Emagic時代。昔は紙ですよ!)
 
 早速AppleサポートへTelし、担当の方にトラックを削除すると固まってしまい、クリーンインストール後にLogicをインストールしても固まるのが改善されませんでした。如何したものでしょうか? と問い合わせました。
 
 Appleサポートの人からはクリーンインストール後に入れたのはLogicのみですね? と聞かれたので「ハイ、アダルトサイトには飛んでません Logicのみです。なので他ソフト等の干渉はないと思います」と答えました。
 
 そんな感じでAppleサポートの方と画面共有をした上で話を進めて行くと、「デスクトップからプロジェクト(曲のこと)を開いてますよね、もしかするとLogicがフリーズする原因はiCloudではないですか?」と言われました。
 
 ではAppleサポートの方からの解決手順を説明します。
 
①アップルメニューからシステム環境設定を押下 
 
②システム環境設定内のiCloud Driveのオプションを押下
 
③”デスクトップ”フォルダを”書類”フォルダのチェックマークを外す
 
 
④完了を押下
 
 以上のAppleサポートからの説明を実行し、早速ベースを録音したトラックを削除してみる。固まらない! 何ともアッサリ問題が解決しました。
 
 …しかし何故に?
 
 答えは簡単でApple関係のデータは保存先にiCloudと呼ばれるクラウドサービスに渡されます。が、そのiCloudにLogicデータも保存してしまったからでした。iCloudにLogicデータは保存できても、楽曲の細かいトラックの削除となるとiCloudの処理能力が追い付かずフレーズしてしまったらしいんですね。
 
 さ、ココでLogicデータって何処に保存されるんだ? と至極真っ当な疑問が生まれるのですが、デフォルトではLogic内にあるLogicフォルダに保存されます。まぁ、ソレだけでもOKなのですがDTMerは外部メディア等に(自分はG-TechのG-DRIVEにデータを移し替えます。
 
 しかし最近面倒臭いんでLogic楽曲を全部デスクトップに保存してたんですよ。
 
 だってソレだけで録音トラックの削除でLogicがフリーズするなんて思わなかったんですもの! 不思議なもんで今までデスクトップからLogic楽曲を開き、録音トラックを削除してもフリーズはしてなかったんです。と言うことは、何かの弾みで"デスクトップ”フォルダを”書類”フォルダにチェックを入れてしまったんですかね?
 
 Logicフォルダ内ではなくiCloudに保存されてしまったLogicデータ。そのiCloudクラウドサービス)とは難しい話を全部素っ飛ばして説明するとパソコン関係のデータを自分のシステム内ではなく、ネットの向こう側にあるクラウド(クラウドコンピューティング)に納めときますと言うサービスです。
 
iCloud
 
 iCloudはアップル社の製品の使用者が利用できるサービスで、当然全国のiPhoneやiPadの使用者が無料で使っております。
 
 なので本来は保存対象外データであったLogicデータもデスクトップに保存し”デスクトップ”フォルダを”書類”フォルダでiCloudの保存対象にしたことで保存や呼び出すところまではOKでも、トラック削除まで行くとiCloudの処理能力が追い付かずフリーズしてしまったそうです。
 
 またアップルサポートの人から削除の方はデータ復活はない完全削除、カットの方は何かしらデータ復活の方法があるとも教えて頂きました。思い出した様に聞き返した話なので大分記憶がボヤけて来てますがそう言われた筈です(ダメじゃん)
 
 何にせよトラック削除でフリーズする問題は解決しました。クリーンインストールする必要なかったなと思いつつ、iMacが綺麗になったんだから良しとするか。
 
 ただウッカリFirefoxのお気に入り動画をUSBメモリに保存したと思っていましたが、保存されていなかったのだけが失敗でした。
 
おしまい