「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」著者 北尾 トロ
★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
筆者が裁判にハマり、数々の裁判を傍聴した記録。
裁判の傍聴記録、という本です。
雑誌の連載のために裁判の傍聴に行き、そこでの人間ドラマにハマりだんだんマニア化していく筆者。
傍聴マニアなるものが存在する事も初めて知りましたわ。
確かに裁判って普段身近じゃないだけに、興味はある。ドラマでしか見たことないし。
それはあくまでも第三者の立場で‥というのが絶対条件である。
被告だったり証人だったり、被害者だったり‥は一生避けてゆきたいものだ。
世の中には無抵抗の児童を殺したり、女性をレイプしたり、自分の子供を殺したり、どうやってもナニをどう考えても感情移入できない事件もある。
これはもう私には理解できない事件。
でも反面、離婚に伴うごたごたやら、交通事故やらもしかしたら自分だって‥という事件もあるわけで。
いや、ナニを言いたいのか自分でもわからんくなってきたけど裁判は決してドラマの中だけの物ではないのだな‥とこの本を読んで自覚した次第。
でもきっと私は傍聴マニアにはなれないなぁ。
人並みに好奇心や野次馬精神は持ってるけども。
なんだか覗いちゃいけない部分を見るような感じがするんだよなぁ。
まぁ知らなかった裁判の様子を覗き見できた‥という意味では面白かった。
ただ裁判って興味本位で覗くものじゃないな‥とも思った。
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漫画化されてました