私は2年程前から、痰が絡んだような咳が続き、アレルギーなのか?風邪なのか?
喘息なのか?肺炎なのか?と思う毎日を送っておりました。
一年ほど前に、呼吸器科でレントゲンを撮り、血液と尿を調べて戴きましたが、アレルギー値が高いと言われた以外は、肺は綺麗だと言われました。しかし、1年も経過しているので、現在の状況を見て頂こうと思っておりました。しかし、娘家族の行事や、川口に大切な知り合いからのお誘いがあり、身体はきつかったのですが、何とかという想いで出掛けており、医者に行く暇もありませんでした。しかし、お蔭様で陶芸を拝見できて、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。また、思えば、実の母は1年以上、今の私と同じような咳をし続け、2軒の医者からの薬をのんで、飲み合わせのせいか、血管が溶けるような状況になり、咳をしながら死んでいったのです。
年令も、丁度、今の私と同じくらいでした。私も同じようになるのではないかと、内心不安でしたが、出来る限り、無理をしないように、保温を心掛け、入浴で血の巡りが良くなるようにし、温かいものを食して薬は飲まずに過ごしました。まだ、沢山の咳や痰の排泄がありましたが、その後、ぴたりと咳はとまり、胸の苦しさも無くなったのです。その上、私は十年前、夫の生まれ故郷である諏訪郡原村に夫の母親と同居するために移住したのですが、その頃より、環境の変化の為か、においと味が全く分からなくなってしまっていたのです。当然お食事も無味乾燥といった感じで、食べることへの興味も無くなっておりました。そのような状態が十年も続いていたのですが、咳と痰の大量の排泄があったせいでしょうか?においと味を感じる機能が戻ったのです。
辛かった十年が嘘のように、何を食べても美味しいと感じられるようになって、幸せで涙がこぼれました。また、同時に当たり前の事が当たり前に出来ることは決して、当たり前ではなく、一切、感謝なのだと身に沁みました。お蔭様で、以前よりも、小さなことでも感謝の想いが増したように思います。
これからも、お風呂に入った時に行っている感謝の湯行とたわしでの入浴を続けさせて戴いて、新陳代謝が盛んで、何でも感謝できる明るい人を目指して頑張りたいと思います。