第2節 登記調査
媒介業者が賃貸物件の差押登記の調査を怠ったため、損害賠償を命じられた事例(東京地裁・判決平成4.4.16)
1.トラブルの内容
登場人物
⭐︎あらすじ⭐︎
⭐︎契約日当日。。。
その後。。。
判決を言い渡す。
仲介業者に「調査義務違反」があったとして損害賠償請求を認める。
「差押登記」がされてる場合、「競売」で買受人に対抗出来ず、ラーメン屋は店をたたむしかない事は容易に想定出来た事です。
仲介業者はしっかり確認してラーメン屋主にも不測の損害を被らせない様に配慮する義務が有ります。
確認準備をする時間がないのであれば、契約日を延期して情報を正しく伝えるべきです。
感想
結論としてラーメン店主はせっかく軌道に乗り始めた頃に立退かなくてはならなくなって、この騒動の為に時間と費用と労力を費やして、本来、ラーメンの味を追求すべき大切な時間を大きく割かれる事になったんじゃないでしょうか?
損失期間や費用どころの問題じゃないでしょ😠
結局、損をするのはエンドユーザー、借主です。
まず、相場よりも安い物件は必ず問題も有ると思って慎重に考えましょう。
出来れば割安感の有る物件は避けるぐらいが良いと思います👍