不動産の売買契約書で夫婦で署名押印すると言う事は夫婦で「不動産の持分割合を決める」事になります。
「ペアローン」の場合はお互いの融資額の割合
「収入合算」でローンを組む場合はお互いの年収割合か融資割合にするか、銀行にとお客様に確認して「登記」をする司法書士等に伝えて「持分割合」が「登記」されます。
でも実際は夫婦で「収入合算」しなくてもご主人だけの単独でローンが通る事が有ります。
契約書が連名でご主人単独のローンだと、「奥様の持分は?」と銀行と登記上の問題になります。
住宅ローンと契約を一般的な時系列でみると
①住宅ローン事前審査の通過
②重要事項説明、売買契約
③住宅ローン本申込
この様な流れで、借入希望額が通るかどうか微妙な時は満額で融資が通りやすい「収入合算」か「ペアローン」で「事前審査」をお願いするのですが、
この時に「ご主人様単独融資」の依頼も一緒にしてみましょう。
もし、ご主人様単独融資が通らなかったとしても、融資額がいくらまでならOKか、頭金をいくら入れれば単独融資が可能かも分かります。
「収入合算」や「ペアローン」で審査を依頼した後で「単独融資」も可能かを依頼すると日数がかかってしまい、複数の金融機関へ打診すると場合によっては「ローン解除期日」(契約書の住宅ローンが決定した報告期日)を過ぎる可能性も出てきます。
初めからご夫婦でローンを組むつもりで契約書を連名で署名押印を頂いた後にご主人様単独の契約書にする為には「重要事項説明書」と「売買契約書」の連名から「奥様の名前を削除します」と言う合意書に奥様と、ご主人様から署名押印を頂かなければいけなくなります。
これは仲介側からするとお願いするのに申し訳ない思いも有れば、ご契約様もせっかく夫婦仲良く連名したのに削除だなんて😓少しショックじゃないかなと思います😅
どれだけ覚悟を決めて仲良く結婚したとしても離婚する確率は約35%、3組に1組は離婚の道を選択してます。
それがお互いの生活を充実する為の前向きな離婚だったとしても「不動産」と言う財産は簡単に分ける事が出来ません😰
どっちが引き続き住むのか?家を🏠出る場合に金銭で解決出来るのか?残債は?希望時期、希望額通りにならない等
「不動産」が更なる火種🔥になる場合も有ります。
「収入合算」や「ペアローン」はメリットも有りますが、ご夫婦が終まで幸せに一緒にいられるかは分かりません🙇♂️
ご主人様単独で満額融資が通るならその方が後々のトラブルを回避出来る可能性が有ります。
もし、ご主人様の単独融資になった場合に後々の心配事の一つに、何か家族でトラブルが会った時に「この家はオレが買ったんだぞ!」😤と亭主関白宣言をして家族が気まずくなる事があるかもしれません😥
その様な事がない様に
「ペアローンは組まなくても、老後も仲良くペア老人で👨🦳👩🦳暮そう☺️」と誓いましょう👍