③日本人の土地意識

日本でも稲作が広がったのをきっかけに土地の意識、領土の意識が強くなりました。
 私達が生活する土地については奈良時代に「墾田永年私財法」で自分で耕した土地はずっと自分達の親族の土地にしても良いですよ。という法律が出来ました。(国への届出制)
 それまでは「三世一身法」という耕した土地は3世代まで私有を認めてその後は国へ返還する事になっていましたが、その結果国では管理が充分に出来ずにまた荒地に戻ってしまったり、庶民の労働意欲が湧かなくなったりと問題が発生した事に始まります。
 それが現在の日本に続く土地の所有権につながったんですね。