しんそう療方の研修参加のため

京都に帰っておりました。



コロナウイルスの一件による、

研修会中止の10ヶ月を間に挟みつつの、

4年間の研修課程。


思えば色々ありました。


最初の頃は、

練習相手の脚を持ち上げるのも

一苦労でした。


腕や脚を曲げ伸ばしして

左右差を確認するしんそう療方の検査。


復元手技を使う前と使った後に

検査をかけて、

技の効き具合を確かめますが、


そもそもが検査の精度が悪く、

下手をすると技が効いていても、

その後の検査で左右差を復活させる壊し方をして、

結果、検査結果を出せないとか。



5年近くも経つと、

講師の先生のおかげですね。


私の人生のほとんどを共にしてきた

ギター演奏、音楽と

しんそう療方施術時の、

感覚の融合。

これに気がつきました。


ギターのネックと人の腕、または、脚。


弦をはじくことと、筋をはじくこと。


楽器を振動させて響かせることと、

人の身体に技をかけて、それを響かせること。


全て同じ原理でした。


一生懸命妥協することなくやってきた、

音楽も、しんそう療方も、

全てはつながっておりました。

がんばったこと、

無駄になることなんて一つもないんだなぁ。

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来月で京都での研修課程を修了します。