またしても、荒川和久氏の記事を借ります。いつもながらの慧眼すごいと思う。

 前回は高橋留美子先生のめぞん一刻をネタに書いた。劇中の三鷹さんのセリフで「愛は金で買えないけれど、お金があれば愛が潤います」というのを覚えている。要約すると「金ないと愛が続きませんよ、五代君なんかやめとき」との意味?まあ、響子さんを悩ませる五代君をライバルとして認めざるを得ない、という面も。

 めぞん一刻の連載終了が1987年、バブルに差し掛かる頃、「男は車よ」と真面目に語る女がフィクション以外に本当にいたし目撃した。愚かというなかれ現在も、リンク記事のように真面目に結婚前提でも金みたいである。車の方が具体的で、無理すりゃ用意できるだけフェアかも。(私等の10歳以上年上なら、弾けなくてもギター担いでたらモテたらしい。ホンマかいな。)

 東京都がマッチングアプリを少子化対策で始めるらしいが、公金の使い方としても、同義的にも反対である。プロフィールに嘘がないとなると男の年収、女の年齢、男女ともルックスの良し悪しで、出会いの可能性に大差が出て、登録料払うだけの人が続出。さらに強者男性がヤリモクで無双してる噂も聞く、よって強者女性はバカバカしくて参加しない事態もあるという。ナンパのスマホ版となれば弱者は弱者のまま、搾取までされることになる。公営にすべきではない。きっとあの知事なら承知の上でやってます感の為でしかない。その知事選のライバルが蓮舫とは、、、世紀末の様相だ。

 話がそれた。金でというなら風俗と同じ、とは言い過ぎだと自分でも思うが、料金を払ったとはいえ、嬢達のサービスは心にしみたし、尊敬の念もある。

 マッチングアプリを導入する自治体の無能ぶりに立腹するが、利用者側も考えるべき。この後に及んで、年収、歳、ルックスなど、こだわるなと言わないが、範囲は拡げるべき。女子がいうとされる「年収500万くらいで、顔は星野源くらいで充分」など正気といえるか。年収500万の星野源がいたら、残ってる訳あるか!である。

 本音は透ける「年収700万は無理よね。男は顔じゃないもんね。吉沢亮でなくてもいいわ」なのである。実は男の立場としても、そのように「傲慢」になる要素はあるし、経験もある。

 続く。