ベイブレード大会に行こう♪ 『ベイブレード大会講座②』
ベイブレード大会講座、第二回は、大会のルールについて説明したいと思います。
あくまでも、私が息子と共に大会に参加してきた上での個人的見解ですので、その点はご了承ください。
『対戦方法』
ベイブレードの対戦は、二人、もしくは三人で行います。
3、2、1、GO~シュート!!
の掛け声で、全員同時にベイブレードを回します。
『勝敗①』
ベイブレードの勝敗は、一番最後までスタジアムに回っていた子が勝ちとなります。
対戦相手のベイブレードが止まってしまい、自分のベイブレードが回っている場合はスリープアウト(持久勝ち)
対戦相手のベイブレードをスタジアムから全て弾き飛ばした場合は、スタジアムアウトと呼ばれます。
また、自分からスタジアムの外に出た場合は、自滅またはシュートミスとなります。
自滅、シュートミスの判断は、お店のジャッジによって、様々です。
『勝敗②』
試合における決着方法にも幾つかあります。
●何本勝負
一回勝てば、その試合が勝ちな場合は、一本勝負。二回勝てば、勝ちの場合は二本勝負と呼ばれます。
この場合は、スリープアウト、スタジアムアウト、自滅のいずれかでも、一回勝ちになります。
●ポイントバトル
決まったポイントを先に取った方が勝ちになります。
お店によって、2ポイント先取、3ポイント先取が一般的です。
スリープアウト、自滅は1ポイント。スタジアムアウトは2ポイントとなります。
『試合形式』
ベイブレード大会には、幾つかの形式があります。
●トーナメント形式
二人、もしくは三人で対戦し、勝った子が次の試合に進みます。
参加人数によって、試合数は異なります。
参加人数が32名で二人打ちであれば、5回勝てば優勝です。
準決勝で負けた場合は、三位決定戦が行われます。
通常の公式大会では、この方式が一般的です。
●ライジングバトル(連勝バトル)
子供達は、スタジアムを先頭にして列に並びます。
先頭の子供と、次に並んだ子供が対戦し、負けた子供は列の最後尾に並びなおします。
制限時間までに勝った数、もしくは連勝数で順位を決めます。
●タッグバトル/チームバトル
二人、もしくは複数人が一つのチームを作り、一人ずつ対戦しあって勝敗を決めます。
『スタジアム』
ベイブレードを回す為の場所は、専用の台の上となります。
この台の事をスタジアムと言います。
スタジアムには、色々な種類があり、特性が異なります。
スタジアム毎に有利、不利なベイブレードが存在するので、各スタジアムに合わせたベイブレードを選択するのが、勝利の近道です。
ここでは、最近のG4公式大会で、よく使われているスタジアムを紹介します。
●アタックスタジアム
透明(黒もあります)で丸いスタジアム。
比較的、どのタイプのベイブレードも使用出来ます。その為、戦略と技術力を他のスタジアムより、必要とします。
●スーパーアタックスタジアム
青で丸いスタジアム。
真ん中に丸い溝があり、ベイブレードは、その回りを回り安くなっています。
また、壁の幅が狭い為、スタジアムアウトが発生しやすいスタジアムになっています。
攻撃型のベイブレードが有利なスタジアムになります。
●ワイドスクエアスタジアム
白で四角いスタジアム。
他のスタジアムよりも広く、三人打ちで、よく使用されます。
スタジアムが広い為、スタジアムアウトが発生しにくいので、持久型のベイブレードが有利なスタジアムになります。
●トルネードスタジアム
黒と黄色で、シュートを打つスロープが取り付けられたスタジアム。
このスタジアムは、中心にある黄色い場所が電気によって回転します。
スタジアムが左回転の時は右回転のベイブレード、スタジアムが右回転の時は左回転のベイブレードを使用すると、ボトム(ベイブレードの地面に設置する部分のパーツ)がフラット系(パーツの名前の最後にFが付くパーツ)だとトルネード効果が発動します。
トルネード効果が発動すると、ベイブレードは黄色い円の中を激しく回り、相手のベイブレードを弾き飛ばしやすくなります。
スタジアムは、ずっと同じ場合や、1~2回戦はワイドスクエア、3~4回戦はアタック、決勝戦はトルネードと、試合毎にスタジアムが変わる場合があります。
試合のルールは大抵、試合開催前にお店の人が説明してくれます。子供が慣れないうちは、親御さんもよく聞いて、お子さんに分かりやすく教えてあげてください。
今回はこのへんで
次回はベイブレードのパーツ(部品)と、ランチャーについて説明したいと思います。