小林よしのり
平成攘夷論、NEO1、NEO2、天皇論の4冊
平成攘夷論は、満州の歴史を読んでから見直してみると中国の事情はちょっと違うような気がする。

ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論/小林 よしのり

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ゴーマニズム宣言NEO1/小林 よしのり

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ゴーマニズム宣言NEO 2 日本のタブー/小林 よしのり

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新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論/小林 よしのり

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増田悦佐
内向の世界帝国
日本の時代がやってくる
内向の世界帝国 日本の時代がやってくる/増田 悦佐

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近代経済帝国循環論を元に次の経済世界帝国は日本になるという本。今の元気のない中国にも抜かれた日本がなぜ世界帝国になるのかを論じている。とても面白い。元気が出るが、油断は禁物。ただで転がり込むわけではない。日本大衆が普段の創意工夫を続け製造業、商売を真面目に行いつづけ、東京、大阪の2大都市帝国を維持していくことが大事だそうだ。名古屋地区も本の最初には3大として入っていたが、車社会が多い東海地区は外されてしまった。まあ、大阪地区と東京地区に半分づつ名古屋地区は貢献するのかな。

松原久子
驕れる白人と闘うための日本近代史
日本人が独逸で出版した書物。日本人を見直すいい本。戦国、江戸、近代を見直すことができる。
驕れる白人と闘うための日本近代史/松原 久子

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小林英夫
<満州>の歴史
〈満洲〉の歴史 (講談社現代新書)/小林 英夫

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以上今週読んだ本。
満州の本は歴史の見方の勉強になった。侵略行為だけではなく日本はたくさんの重工業設備を残したと最近は言われてる。確かに、残しているものもたくさんあるが中国の軍閥による開発もたくさんあった。社会設備だけならば確かに立派なものを残しているが、基本的に日本式であったのであろう。移民、農民、土地政策は失敗に終わり、さらに五族協和といいながら、国民を日本、朝鮮、満州と3段階に分けた差別政策だった。国家防衛のためとはいえ、ひどい政策だったと今なら言える。当時の植民地政策ならともかく、満州国という国の中のことなのに。時の関東軍には非常に憤慨してしまう。博愛を提唱していた戦前の人たちは何をしていたのだろう。戦争論では、国全体の戦争としては正当とされる日清、日露戦争はともかく満州国建国は行き過ぎた結果だったと言わざるをえない。朝鮮併合前、日本は朝鮮を独立させ強国にしてロシアに対抗しようとしたができなかった。しかし、満州地区は自ら独立できたはずだ。それを石原莞爾の世界最終戦争論に基づくアメリカ勢力の排除、民族差別のために、内外に敵を作り日中戦争、大東亜戦争の両方を闘うはめになった。いや、中国抗日軍はアメリカの支援も受けていたというので、アメリカによる挟み撃ちだった。満州は特権階級にとっては天国だったが農民にとっては日本人も朝鮮人も漢人も地獄のようだったとのこと。緯度が高いというのも大きな理由だが、政策の数々の失敗もあった。憲兵による手紙の検閲、言論統制。大東亜戦争は、白人植民地主義に鉄槌を与える役目もあったが、同時に日本の思い上がりも破壊する役目を負ったのだ。世界の仕組みを壊す役目を負った日本は自らも壊さないと本当の人間の国家は生まれなかったと言える。その後の自虐史観はやりすぎだが、日本の歴史を世界全体にどのように組み込んで教えていくか、認識するかを確定していかなくてはならない。
小林よしのり氏の著作については、ほぼ同意。天皇論は女系天皇が出てもいではないかという結論だが、反対する人が多いらしい。しかし、今の世界宗教の状態を見る限り、父系宗教であり、男性宗教。日本のトップの祭祀が女性になるのは、歴史の転換点になる。次の時代は母性の宗教が出て来るとの予言を昔聞いたことがある。

小林先生には、増田先生の本と松原先生の本を読んで日本の行く末を漫画にしてほしい。