向かい風に「逆風」「逆境」のイメージをもつ方も多いことでしょう。
飛行機は、離陸時、追い風ではなく、向かい風を好むといいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/0b/4c/p/o0510041015385348381.png?caw=800)
飛行機は、翼に風を受けて発生する「揚力」(上に向かう力)によって上昇していきます。
揚力は、機体が前進すると、主翼の上面と下面に流れる空気の圧力差によって生じ、「向かい風」が強いほど増大します。
つまり、結果的に、向かい風があれば、短距離の滑走で離陸できる、安全に離陸できるというわけ。
もちろん、飛行機の大先輩・鳥さんが飛び立つ時は向かい風。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240113/13/harapekoriinu/88/7a/p/o0510041315388917563.png?caw=800)
きっと、彼らは向かい風をネガティブには捉えていないことでしょう。
写真を撮りながら、私が飛行機が好きな理由を考えていました。
「技術力への憧憬」「離陸時のほど良いG体感」「広角レンズのような視界」・・・。
多くを挙げられますが、いちばん好きな理由はこれだったようです。
離陸の瞬間に得られる、「逆風の中を滑走し、余計なものを蹴散らして舞い上がる」疑似体験。
「向かい風のとき、 飛行機は追い風ではなく、向かい風で飛び立つということを思い出してほしい」とは、フォード社を創設したヘンリー・フォードの言葉です。
その言葉を思い出していたところ、休むまもなく、次のビュースポットが現れます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/2c/21/p/o0510070415385352514.png?caw=800)
風の塔です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/98/ec/j/o0510068015385352972.jpg?caw=800)
羽田上空で小窓越しに見かける、海上に浮んだヨットの帆のようなこの子。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/d3/e9/p/o0510040415385353496.png?caw=800)
正面(?)からの姿は、クジラさんが口をあがーっと開けているかのよう。
愛らしく見えてきちゃったーっ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/14/a2/p/o0510040815385354409.png?caw=800)
塔のデザインは、平山郁夫画伯と東京芸大学長が中心になって決定。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/ba/62/p/o0510040615385355191.png?caw=800)
東京湾という環境下に、多くの船舶の往来があることを考慮して、群青と白のストライプでカラーリングを施し、船からの視認性を高めたとのことです。
川崎を通過したら、やってくるのは横浜。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/15/harapekoriinu/bc/83/p/o0510041315385841434.png?caw=800)
鶴見のつばさ橋、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/07/harapekoriinu/3a/b8/p/o0510040515385698825.png?caw=800)
ベイブリッジにみなとみらいと、流れていく景色が私たちを飽きさせてくれません。
(羽田空港のように富士山が見えない。じつは羽田空港は補正したのですけれども。)
横須賀に入ると東京湾唯一の無人島が見えてきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/15/harapekoriinu/a8/6f/p/o0510040515385846662.png?caw=800)
猿島です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/10/harapekoriinu/72/8b/p/o0510040115386133041.png?caw=800)
同行してくれたおたるたん、大喜び。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/09/harapekoriinu/d4/f8/p/o0510039215386104020.png?caw=800)
そして、猿島の対岸には、アメリカはカリフォルニア州に属する米軍基地があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/15/harapekoriinu/e4/7c/p/o0510041115385847630.png?caw=800)
白い建物群がご覧になられると思いますが、あれらは米軍の住宅なんですよ。
数分後、おがさわら丸は東京湾の玄関口・浦賀水道にやってきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/17/harapekoriinu/60/6b/p/o0510041115385883100.png?caw=800)
観音崎灯台、奥には久里浜の火力発電所が見通せます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/07/harapekoriinu/ce/8b/p/o0510040415385698984.png?caw=800)
城ヶ島に城ヶ島大橋。
幼少の頃、よく遊びに行ったのを思い出します。
今年、城ヶ島ホテルが「ふふ城ヶ島」に姿をかえて開業する、という話を聞きました。
気になるー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/15/harapekoriinu/bd/b7/p/o0510038715386215799.png?caw=800)
さてさて。海がひらけてきました。ぐっと外洋に近づいたようです。
左舷へと移り、房総半島の洲崎を過ぎるのを視認しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/11/harapekoriinu/66/0d/p/o0510040215385769835.png?caw=800)
太平洋に出ますー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/d5/f8/j/o0510068015385920645.jpg?caw=800)
ここで、8デッキ(展望スペース)へと向かいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/44/b2/j/o0510068015385921252.jpg?caw=800)
おがちゃん、働いてます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/e2/4c/j/o0510068015385921665.jpg?caw=800)
お日様をガッシガシに浴びることとなり、お肌にはよろしくないですが、見晴らしは8デッキがベストです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/15/harapekoriinu/05/94/p/o0510067315386225954.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/15/harapekoriinu/9e/cf/p/o0510041015386227315.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240107/08/harapekoriinu/be/84/p/o0510039815386491887.png?caw=800)
遠くへ来たものです。
四方はすべて海。陸地は見えません。
船尾にはコンテナが隙間なく積まれています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/d0/79/p/o0510040215385923451.png?caw=800)
さて、このコンテナはなんでしょ?
(小学校の生活科の課外授業みたい。)
正解は1、2週間後にやってきますので、そちらをご覧くださいませませ。
知らぬ間に携帯は圏外に。
眺望と撮影に夢中になっていたため、気づくのが遅れました。
波も立ってきて、船は大きく揺れ始めました。
外洋に出たあたりから船酔いの予兆があったのですが、本格的に気分が悪くなってきたようです。
人生初の船酔いです。
むかし、友人と船で石垣島から波照間島へと渡った時のこと。
港に着くと乗船者の半分ほどがリバースなさったのです。
今でも、集団食中毒にかかった?とも見えるなかなかにおぞましい光景をハッキリ覚えています。
そしてピンピンしていたのは私と地元の方だけでした・・・。
この経験もあったからでしょう。余裕をかまして酔い止めを飲んでませんでした。
いったん、客室へと戻ります。
まずは、自分がもってきていた酔い止めを飲もうとすると、姉が酔い止めを差し出してきました。
てのひらにチョコンとのった無敵感漂う薬を見た途端、末っ子スイッチが入り、完全に甘えモードに。
症状を訴えると
「え? コロナってことはない??」との応え。
今度は、簡易検査キットをくれました。
ドラえもんのポケットのように、次から次へと良薬が出てきます。
お姉ちゃん、ありがとうー。
お姉ちゃん、ありがとうー。
ひとまず、陰性の反応でしたが、ベッドで安静にすることにしました。
※船内の通路には、船酔いでスプラッシュした時のひ・み・つ兵器「ゲ●袋」が至る所にぶら下がっています。
(おかげさまで、最後までこれにはお世話になりませんでした。)
③ー3で、おがさわら丸の船内をひと通りご紹介しましたが、特筆したいサービスを残しておりました。
私が横になって本を読みふけっている間に、よろしければこちらをどうぞ。
★貴重品ロッカー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240102/08/harapekoriinu/52/cb/p/o0510039515384574863.png?caw=800)
鍵式ではなく、指紋認証方式。
無料で利用できます。
★衛星電話
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240102/11/harapekoriinu/c2/39/j/o0900120015384625083.jpg?caw=800)
東京湾を抜けた後は、基本的に携帯電話は圏外です。
姉曰く、八丈島近くで一度電波をつかんだそうですが、それ以外は皆無。
衛星電話ですので、それなりに料金はかかりますが、緊急の用事があれば、ここでトゥルルルーとお電話を。
公衆電話の番号も明記されていますので、相手からの電話を受け取ることもできます。
★冷蔵ロッカー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/07/harapekoriinu/2b/fb/p/o0510040415386084945.png?caw=800)
初見です。
冷蔵庫を備えていない客室の方々は重宝しそうですね。
出かけていた姉が戻ってきました。
「もうすぐ日没だよー」
伊豆七島をのぞむことは諦めていましたが、沈む夕陽は逃したくなかったのです。
窓あり部屋を選んだにもかかわらず、読書に没頭していて気づかなかった・・・。
知らない間に雲が厚くなっていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/4a/93/p/o0510040815385926746.png?caw=800)
時間の経過を風景から感じられます。
真に心身共に解放されたのは2023年に入ってから、という方々は多いのではないでしょうか。
ゆったりと過ぎてゆく時間の中で、この2、3年、縮こまっていた五感が刺激されていきます。
まるで、ふたたび生きることを細胞が喜んでいるかのように。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/00/26/p/o0510040015385929816.png?caw=800)
遮るもののない外洋に激しく揺れる船の上。
そこで吹き上がる海水の飛沫を受けながら見た夕陽は、今まで見たどの光とも違う新鮮な光を放ちながら、(私はそう感じながら)、目の前で海の中に沈んでいきました。
飛行機は、離陸時、追い風ではなく、向かい風を好むといいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/0b/4c/p/o0510041015385348381.png?caw=800)
飛行機は、翼に風を受けて発生する「揚力」(上に向かう力)によって上昇していきます。
揚力は、機体が前進すると、主翼の上面と下面に流れる空気の圧力差によって生じ、「向かい風」が強いほど増大します。
つまり、結果的に、向かい風があれば、短距離の滑走で離陸できる、安全に離陸できるというわけ。
もちろん、飛行機の大先輩・鳥さんが飛び立つ時は向かい風。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240113/13/harapekoriinu/88/7a/p/o0510041315388917563.png?caw=800)
きっと、彼らは向かい風をネガティブには捉えていないことでしょう。
写真を撮りながら、私が飛行機が好きな理由を考えていました。
「技術力への憧憬」「離陸時のほど良いG体感」「広角レンズのような視界」・・・。
多くを挙げられますが、いちばん好きな理由はこれだったようです。
離陸の瞬間に得られる、「逆風の中を滑走し、余計なものを蹴散らして舞い上がる」疑似体験。
「向かい風のとき、 飛行機は追い風ではなく、向かい風で飛び立つということを思い出してほしい」とは、フォード社を創設したヘンリー・フォードの言葉です。
その言葉を思い出していたところ、休むまもなく、次のビュースポットが現れます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/2c/21/p/o0510070415385352514.png?caw=800)
風の塔です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/98/ec/j/o0510068015385352972.jpg?caw=800)
羽田上空で小窓越しに見かける、海上に浮んだヨットの帆のようなこの子。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/d3/e9/p/o0510040415385353496.png?caw=800)
正面(?)からの姿は、クジラさんが口をあがーっと開けているかのよう。
愛らしく見えてきちゃったーっ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/14/a2/p/o0510040815385354409.png?caw=800)
塔のデザインは、平山郁夫画伯と東京芸大学長が中心になって決定。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240104/09/harapekoriinu/ba/62/p/o0510040615385355191.png?caw=800)
東京湾という環境下に、多くの船舶の往来があることを考慮して、群青と白のストライプでカラーリングを施し、船からの視認性を高めたとのことです。
川崎を通過したら、やってくるのは横浜。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/15/harapekoriinu/bc/83/p/o0510041315385841434.png?caw=800)
鶴見のつばさ橋、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/07/harapekoriinu/3a/b8/p/o0510040515385698825.png?caw=800)
ベイブリッジにみなとみらいと、流れていく景色が私たちを飽きさせてくれません。
(羽田空港のように富士山が見えない。じつは羽田空港は補正したのですけれども。)
横須賀に入ると東京湾唯一の無人島が見えてきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/15/harapekoriinu/a8/6f/p/o0510040515385846662.png?caw=800)
猿島です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/10/harapekoriinu/72/8b/p/o0510040115386133041.png?caw=800)
同行してくれたおたるたん、大喜び。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/09/harapekoriinu/d4/f8/p/o0510039215386104020.png?caw=800)
そして、猿島の対岸には、アメリカはカリフォルニア州に属する米軍基地があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/15/harapekoriinu/e4/7c/p/o0510041115385847630.png?caw=800)
白い建物群がご覧になられると思いますが、あれらは米軍の住宅なんですよ。
数分後、おがさわら丸は東京湾の玄関口・浦賀水道にやってきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/17/harapekoriinu/60/6b/p/o0510041115385883100.png?caw=800)
観音崎灯台、奥には久里浜の火力発電所が見通せます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/07/harapekoriinu/ce/8b/p/o0510040415385698984.png?caw=800)
城ヶ島に城ヶ島大橋。
幼少の頃、よく遊びに行ったのを思い出します。
今年、城ヶ島ホテルが「ふふ城ヶ島」に姿をかえて開業する、という話を聞きました。
気になるー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/15/harapekoriinu/bd/b7/p/o0510038715386215799.png?caw=800)
さてさて。海がひらけてきました。ぐっと外洋に近づいたようです。
左舷へと移り、房総半島の洲崎を過ぎるのを視認しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/11/harapekoriinu/66/0d/p/o0510040215385769835.png?caw=800)
太平洋に出ますー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/d5/f8/j/o0510068015385920645.jpg?caw=800)
ここで、8デッキ(展望スペース)へと向かいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/44/b2/j/o0510068015385921252.jpg?caw=800)
おがちゃん、働いてます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/e2/4c/j/o0510068015385921665.jpg?caw=800)
お日様をガッシガシに浴びることとなり、お肌にはよろしくないですが、見晴らしは8デッキがベストです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/15/harapekoriinu/05/94/p/o0510067315386225954.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/15/harapekoriinu/9e/cf/p/o0510041015386227315.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240107/08/harapekoriinu/be/84/p/o0510039815386491887.png?caw=800)
遠くへ来たものです。
四方はすべて海。陸地は見えません。
船尾にはコンテナが隙間なく積まれています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/d0/79/p/o0510040215385923451.png?caw=800)
さて、このコンテナはなんでしょ?
(小学校の生活科の課外授業みたい。)
正解は1、2週間後にやってきますので、そちらをご覧くださいませませ。
知らぬ間に携帯は圏外に。
眺望と撮影に夢中になっていたため、気づくのが遅れました。
波も立ってきて、船は大きく揺れ始めました。
外洋に出たあたりから船酔いの予兆があったのですが、本格的に気分が悪くなってきたようです。
人生初の船酔いです。
むかし、友人と船で石垣島から波照間島へと渡った時のこと。
港に着くと乗船者の半分ほどがリバースなさったのです。
今でも、集団食中毒にかかった?とも見えるなかなかにおぞましい光景をハッキリ覚えています。
そしてピンピンしていたのは私と地元の方だけでした・・・。
この経験もあったからでしょう。余裕をかまして酔い止めを飲んでませんでした。
いったん、客室へと戻ります。
まずは、自分がもってきていた酔い止めを飲もうとすると、姉が酔い止めを差し出してきました。
てのひらにチョコンとのった無敵感漂う薬を見た途端、末っ子スイッチが入り、完全に甘えモードに。
症状を訴えると
「え? コロナってことはない??」との応え。
今度は、簡易検査キットをくれました。
ドラえもんのポケットのように、次から次へと良薬が出てきます。
お姉ちゃん、ありがとうー。
お姉ちゃん、ありがとうー。
ひとまず、陰性の反応でしたが、ベッドで安静にすることにしました。
※船内の通路には、船酔いでスプラッシュした時のひ・み・つ兵器「ゲ●袋」が至る所にぶら下がっています。
(おかげさまで、最後までこれにはお世話になりませんでした。)
③ー3で、おがさわら丸の船内をひと通りご紹介しましたが、特筆したいサービスを残しておりました。
私が横になって本を読みふけっている間に、よろしければこちらをどうぞ。
★貴重品ロッカー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240102/08/harapekoriinu/52/cb/p/o0510039515384574863.png?caw=800)
鍵式ではなく、指紋認証方式。
無料で利用できます。
★衛星電話
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240102/11/harapekoriinu/c2/39/j/o0900120015384625083.jpg?caw=800)
東京湾を抜けた後は、基本的に携帯電話は圏外です。
姉曰く、八丈島近くで一度電波をつかんだそうですが、それ以外は皆無。
衛星電話ですので、それなりに料金はかかりますが、緊急の用事があれば、ここでトゥルルルーとお電話を。
公衆電話の番号も明記されていますので、相手からの電話を受け取ることもできます。
★冷蔵ロッカー
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240106/07/harapekoriinu/2b/fb/p/o0510040415386084945.png?caw=800)
初見です。
冷蔵庫を備えていない客室の方々は重宝しそうですね。
出かけていた姉が戻ってきました。
「もうすぐ日没だよー」
伊豆七島をのぞむことは諦めていましたが、沈む夕陽は逃したくなかったのです。
窓あり部屋を選んだにもかかわらず、読書に没頭していて気づかなかった・・・。
知らない間に雲が厚くなっていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/4a/93/p/o0510040815385926746.png?caw=800)
時間の経過を風景から感じられます。
真に心身共に解放されたのは2023年に入ってから、という方々は多いのではないでしょうか。
ゆったりと過ぎてゆく時間の中で、この2、3年、縮こまっていた五感が刺激されていきます。
まるで、ふたたび生きることを細胞が喜んでいるかのように。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240105/19/harapekoriinu/00/26/p/o0510040015385929816.png?caw=800)
遮るもののない外洋に激しく揺れる船の上。
そこで吹き上がる海水の飛沫を受けながら見た夕陽は、今まで見たどの光とも違う新鮮な光を放ちながら、(私はそう感じながら)、目の前で海の中に沈んでいきました。