銅鑼が鳴っています。

出航です。

小笠原海運の職員の方々も一緒に、小笠原海運のファンネルマークタオルと持って、お見送りしてくださいました。



「おがじろー、こっち向いてー♡」



わ、見てくれた♡

見送りフロアにもお見送りの方々が。

「行ってきますー」





おがじろうの姿が小さくなっていくのを見ていたら、



涙がじわ〜っと。



まだ見てくれてるー涙。




こうしてどんどん竹芝桟橋が遠くになり、おがじろうの姿を肉眼では確認できなくなったあたり、ちょうど日の出桟橋付近で、船は方向転換をしました。

おがさわら丸はバックの状態で竹芝桟橋を離れましたが、ここからは船の頭を先にして進みます。





すぐにレインボーブリッジが近づいてきて、



その真下をくぐりました。



わーい、わーい。



日頃とは違う視点からの姿ってワクワクするー。

このあとしばらくは、左舷のデッキからはお台場を見つめることとなります。





お台場って、本当にお台場なんですねと実感する景色。


砲台跡こそ見えませんでしたが、外周部が盛り上がり、石垣で囲まれているのがよくわかります。


それを過ぎ、青海埠頭が視界に入ってくると、



キリンさんのような、恐竜さんのようなガントリークレーンがお目見えしました。

おがちゃんが、



さらに、貨物船などで渋滞ぎみの水路をゆるゆると進みながら



広い航路・東京湾に出たのを体感していたら、今度は空から絶ゆることなく飛行機の音が聞こえてきました。



羽田空港から飛び立ち、船の頭上を通って千葉方面へと向かう飛行機を何機も目撃できます。



そこで、左舷から右舷に移動しました。

羽田空港です。



2機が並走状態。



こちらは滑走路から離陸するところ。



海から見られるなんて・・・船ならではの役得じゃない??



お富士さんも捉えることができましたっ。



東京湾の波はおだやかですが、胸は高鳴り、さかまきます。

スマホにコンデジ、一眼と3台を取っ替え引っ替えしながら撮影しました。

そのうち、どれで撮っているのかわからなくなるほどに。



JAL A350。

日本で圧倒的シェアをもっていたボーイング社から、エアバス社へと移行を始めた、その象徴的な機体です。


追記:先日、羽田で炎上した飛行機はA350だったそうです。乗客全員の無事に安堵するとともに、海上保安庁の方々を心からご冥福をお祈りいたします。



着陸体制のANA JA77AN。



ANAスターウォーズジェット。

初めて空を飛びまわる姿を見ました。

すーてーきー♡

中でも興奮したのが、最後に作られたD滑走路からの離陸。







自分に向かって離陸する姿など、日常で見られるものではありません。




東京湾を縦断するのは、D滑走路ができてからは初めてと、こちらもお初です。

姉とふたりして、キャッキャッと文字のままの声を発してはしゃいでしまいました。