昔、実家に「車で行ける美味しい店」という本があった。
車なんか運転できない子供なんだけど
ちらちら見て、すごく印象的だったので、
実家から持ってきて、自分のものにして、今でも時々見たりする。
それこそ、昭和60年の本なので、ほとんどのお店がつぶれてる。
でも、やっぱり中には老舗として続いているお店もあって
すごく嬉しかったり、大人になって見返してみると
ここ行ったことある!って妙にうれしくなったりして、
こういう感じが、すごくすごく好きなんです。
日本のレストラン事情って、移り変わりが激しくて
新し物好きだったりで、私もそういうとこもあるんだけど
でも、歴史が感じられるお店、経営者の吐息が聞こえてくるような
お店が、自分の中ではやっぱり特別に感じられる。
人とのつきあいも同じですよね。
新しいものより、やっぱり同じ時間を共有した人って
特別。
これからも、そういうのを私は大事にしたい。
そういえば、さっきの本の中で
「スーパーポテト」っていうインテリア設計チームがすごく印象的で、
なんか、あこがれでした。
そのころモダンなインテリアってすごく新鮮だったものね。
この前、友達と池袋行った時、ちょっとさびれたような、カフェバー(死語かな)に
入ったんだけどスーパーポテトのテーブル&イスがあって
妙に興奮しました・・・。やっぱり店名をよくよく見るとOLD/NEWだった。
CASAとかもそうだったんだよね。
でも今ではもう、ありきたりというより、もう古い感じの部類になっちゃうんだろうね。
でも私はすごく興奮します。