最下段の荒れ地(もとは畑)も果樹園にするため、傾斜に足場階段を設置してみた。
コンクリートブロック階段や木階段も検討したが、確実で早そうな手段を選んだ。
丸中商会で売っていたアルミ合金製足場階段FNK-17ALを2つ買ってきて、
家に残っていた単管パイプをパイプカッターproでせっせと切断。
高速切断機に比べると切断時間は48.6単管パイプ1カット5分くらいと時間はかかる。
でも、丸い刃がパイプの周りをじわじわ締めながら押し切るように切るので切断面がきれい。
ただ切断部は少し内側に盛り上がって内径が狭くなる。
ざっと測量してから、あとは現場で設置しながら調整。
一番上の爪をかける単管600mmを直交クランプで固定するために
単管パイプを地面に打ち込む。
シンセイの打ち込みハンマー使用。
monotaroの水平器を使って垂直を出しながら打ち込み。
ここは足場が良いのでスイスイ進む。
大変だったのが2段めの単管パイプ打ち込み。
上の爪をかけて固定し下の爪にも60mmカット単管パイプを接続し、
ステップに水平器を載せて水平になる場所で25mmパイプや余っていた単管パイプで仮固定。
60mmカット単管パイプの両サイドに直交クランプをつけて、そこから鉛直方向の地面に印をつける。
印をつけたところにパイプを垂直に打ち込む。
しかしここは傾斜地。
土が崩れるし滑るし、パイプは長いしで打ち込み難航。
綱でぶら下がることでなんとか両サイド打ち込み。
余っていた部材の活用なので地中は600-700mmと短め。
あとでコンクリート根巻き必要だろう。
3段目は崖下の地面近くで落ち着いてサクサクと作業が進んだ。
反省点。
傾斜地では打ち込みよりも固定ベースかジャッキベースを使ってあとでコンクリートで補強したほうが早いかもしれない。
打ち込みパイプは短めにして、あとで必要な高さは打ち込み後に継ぎ足したほうが打ち込みやすい。
画像だとそんなに急傾斜ではなく見えるが、実際は土も崩れるし登り降りが大変な傾斜。
特に荷物持っては危険。
途中経過やBEFORE写真は忘れていてなし。