人間なんて永遠に満たされることなどない生物なのに

若い頃は、いろんな女の人たちが、男に幸せにしてもらおうという願望を抱いていた

人間なんて、何をどうしようが、どれだけのものを手に入れようが

しばらくすれば、もとの幸福度の設定点に戻ってしまうような存在でしかないから

「満たして」とか「幸せにして」とか言われて、

そのままチャレンジしても100%解決するようなテーマじゃない

あえて言えば、ヒトとして得られるような幸福は、もう誰しも既に手に入れているはずである

物心ついた時から現在に至るまで、日常的に感じて来れたような

ごく普通の生活の中にあったような、何気ないちょっとした快感とかその程度のものだ

ごはん食べておなかいっぱいとか、誰かと話して楽しかったとか、公園で砂遊びに没頭したとか

普通に誰でも感じているその程度のものが、人間が得られる幸せである

いい学校とか、いい会社とか、立派な肩書とか、いい稼ぎとか、

そういうものはいくら追求しても、しばらくすれば一回ごとに快感はリセットされている

恐らく資産30兆円の大富豪も、その辺のニートも、しばらくすれば同じスタート地点・・・・・

生化学的な幸福度の設定点のままである・・・

だから、自分の場合は、もう、とっくに、多くを求めるのは辞めている

幸福になるために頑張ったりも全くしていない

読書とかによる知的好奇心の追求と、誰かと会話を楽しむこと・・・・

まぁ、このくらいでいいやということで、過ごしている