居酒屋行ってきた。

マスターの息子さんいた。

アメリカの話ししてた

そもそもアメリカが内戦に向かう直接的な原因は

格差の拡大にあるのであって、

本来は、金持ちと貧乏人の戦いであるにも関わらず

対立軸が右派と左派になっているのはなんでかっていう話してたんだけど

金持ちは自分が前線で武器を持って戦うのでなく

味方の貧乏人にカネと武器を与えて、敵の貧乏人と戦わせる話

金持ちは貧乏人に直接、命を狙われたとき、

その矛先を自分以外の誰かに交わそうとする

その際に、利用するのが、他人の感情である

アンダークラスの白人民族主義者は、

自分と労働市場などを競合する立場にある移民や黒人を支配したいと思っている

こういう人達が共和党のトランプ氏を支持する

トランプ氏自身は白人の金持ちだ

自身が白人のアンダークラスに命を狙われないように民族主義を利用した

一方、民主党を支持する左派マイノリティーは・・・・・

下層は人種や民族を超えた平等主義者だ

民主党支配層は、人種や民族を超えた自由競争主義者だ

ここも金持ちと貧乏人で対立しないように、「人種や民族を超えている」という点で

アイデンティティ的な一致を見出させて、

自由競争主義者の金持ちが平等主義者の貧乏人を使って右派と代理戦争させる。

結局、武器を持って戦うのは、右派の貧乏人と、左派の貧乏人、ということになる。

結局、格差が是正されなきゃ次の時代は走り出さないのだけど

金持ちは、2極に分かれて、貧乏人に送金し、武器を持って戦わせる。

お互いに消耗していくまで結果は出ない。

なんてことになるのか。

アメリカの民主党のネオリベラリズムの背景にいるのは、ユダヤ人の可能性があるのだけど。

もともとコスモポリタン的な存在でグローバルに金融資本主義で生き残ってきた人たちだからこそ

自分が生き残るために、民族や人種を超えた秩序を必要としているわけであった

キリスト教右派の白人民族主義者は、反ユダヤのナショナリストであって

これあれだった・・・・イーロンマスクがトランプ支持表明したけどあの人も反ユダヤだった話になった

あの人、息子さんが、過度のリベラリズムに洗脳されて性転換した反発があるみたいだったけど

行き過ぎたリベラリズムもなんなんでしょうね、って話になった

今、年端もいかない子供が性転換するみたいだけど

もともと世の中のLGBTの人の比率って左利きの人の比率と同じくらいで

生物学的にこういう人はそういう割合で存在するのだけど、これは増えたり減ったりはしないはずだから

って話にもなったけど

あと、ポリティカル・コレクトネスの話しになった

左派マイノリティーの多様性の追求が行き過ぎて、

あらゆる存在に対して配慮ある発言をするようになると

あらゆることに対して「禁句」というものができて、

言論の自由といったものがアメリカ社会からほぼ消えた話

特にアメリカ社会は格差が行き過ぎて、富裕層はめっちゃ妬まれることから

ちょっとした失言によってすぐ社会的地位を引きずり降ろされる

「キャンセル・カルチャー」というのが出来てる話・・・

アメリカの富裕層にはもう北朝鮮と同じように言論の自由はない

マスターの息子さんはアメリカ政治に辟易としてた

いや、小学校の授業で教えるようなまともな政治やまともな社会って

なんだったんですかっていうような憤り

アメリカの軍需関連企業の役員が、アメリカ政府との間を行ったり来たりして

国を動かして戦争に駆り立てたり、また軍需企業に戻ったりと、行ったり来たりしてる話とか

左派も、右派も、看板は綺麗な理念を掲げてますが、どっちも本質は自分の欲望追及してるだけだ

なんていう話とかしてたけど

それあれですよね、自分が世の中とか社会とか人間に興味を持った直接的な理由もそうなんですけど

いわゆる「社内政治」というものがあって、

「お客様第一」とか「会社の発展のため」とか理念のために仕事しても全くうまくいかなかったとか

そこで人間とか社会ってなんなん、ってことで研究生活が始まったわけですけど

って話したら

マスターの息子さんは、会社も、世の中も全く同じだ!って言ってた

まぁ、世の中の権力者が自分の欲望追及のために世の中を動かしているということですけど

自分自身もカネと権力あったら、たぶん、自分も全く同じような行動してるかもしれない・・・・・

って正直な思いを話したら、息子さんもマスターも、急に笑って、

やっぱり人間ってそういう存在でしかないんでしょうね、ってことになったけど

まぁ、そんな話とかして食事が終わったので帰りました。