夜は飲みに行ってた。

いつもと違う街。

22時半ころ出かけたけど、この辺の居酒屋は殆どが23時閉店みたいで。

しばらくふらふら探したら、ようやく午前3時まで営業の海鮮居酒屋を見つけた。

何食べたっけ。

・カンパチ刺身

・あん肝ポン酢

・山芋磯辺揚げ

・豚肉野菜炒め

・日本酒 初孫 1合

このくらいか。

そのあと、いつもと違うキャバクラに行きました。

先週土曜日に行った店。

先週のNちゃんいますか?ってボーイさんに聞いたら今日はお休みです、とのことだったので。

昔の知り合いのSちゃんいますか?って聞いたら、今日は出勤してます、とのことだったので。

Sちゃんになった。

この人は、もともと9年前に普段指名の子(Aちゃん)とかと一緒に働いていたキャバ嬢の仲間で。

そこの店が潰れた後、しばらく銀座の高級クラブにいたり、K田にいたり、S川にいたり・・・点々としていた人だ。

昼間はもともと歯科衛生士だったのだけれども、その後、歯学部に29歳でAO入試で再入学して、歯科医師になるために勉強中の、現在、大学6年生の人。

自分が会ったのは9年前の最初の頃の店の時に、よくAちゃんのヘルプで接客してもらっていたのと、その後、職場のM先輩に教えられてK田で1~2回接客してもらったのと、あと、今のAちゃんと同じ店で1回接客してもらったのが、大学1年の時と・・・そんな感じだったので。

まぁ、もう5年くらい会ってなかったけど、ちゃんと顔と名前覚えてくれていたようだ。

久しぶり、先週、あなたが来てたの気が付いて、驚いて二度見しちゃったよ、って言ってた。

久しぶりに話したいなって思ってた、って言ってた。

うん、先週は、Aちゃんが母親の地元に行くということで居なかったので、そういえば、この店にSちゃんがいるって職場のM先輩から聞いていたから、まぁ、ちょっと来てみようかなと思って来てみたんだけど、なんか先週のボーイさんは、Sちゃんという人はこの店に居ませんとか言っていて、その場ついたNちゃんという人に接客してもらってたんだけど、しばらくしたら同伴でSちゃんこの店に居たみたいだから、って話して。

今週も来てくれて良かった、って言ってた。

最近どうか聞かれて。

まだ、毎週、Aちゃん指名してるよ、って話じて。

9年間全く変わらずこれまで通り変化なく過ごしてる話したら。

すごい笑ってた。

今だともう、Aちゃんに週末に会いに行くのも、一週間終わりましたという儀式みたいなもので

特になんか刺激があるわけでもないけどね、

ただまぁ、会話とかは自分は本をよく読むから、そのネタで話してるって言って。

まぁ、人間、社会、世の中についての研究テーマだよね、そのアウトプットとか。

Aちゃんも、本や人物を携帯で検索しながら、いろいろ会話に対応してる話して。

Kちゃんもまだ毎週Aちゃん指名してるみたい、って話したら。

Kちゃん!懐かしいなぁ・・・って言っていて。

Kちゃんってさ、Aちゃんに会いに来ても、全く会話してないでしょ?って聞かれて

うん、もう長らく何年間もそういう感じみたいで、

店に来ても会話しないで携帯で黙々とゲームやってるだけとか、そういう感じみたいって話して

何しに店来てお金払ってるんだろうね、ってSちゃんも言っていて。

Kちゃんまだ毎週Aちゃんと同伴しているから、少し時間ずらして帰る頃に行ってる話した。

Sちゃんは、Aちゃんのお客さんって、時間ごとにずらして来るからおもしろいよね、って言ってた。

うん、Aちゃんのお客さんって色恋系で成り立ってる人いないからね、って話して。

女の子シェアして気分害するお客さんあんまりいないんじゃないの、って話して。

あの人、色恋のめんどくさい駆け引き仕掛けてくる客、全員、追い払って過ごしてるから、って話。

10年くらい指名している長いお客さんは4~5人もついてるみたいだけど、って話して。

Aちゃんって、まだ彼氏いたことないんでしょ?ってSちゃんが笑っていて。

あれ?確か高校くらいのとき居たんじゃないかっていうような雰囲気だったけど。

交際成立していたのかどうかわからないけど。

具体的にはこちらからもそういうのは本人に質問することもないから、って話して。

Aちゃんは、基本的に全く恋愛体質じゃないし、それほど男を必要としているように思えないから

って話して。

Sちゃんは、あの人は一人で生きていける強い人だよね、って言っていて。

自分の店持ってママやればいいのに、って言っていたけど。

うーーーん、Aちやんは基本的にはかなり保守的なところがあるから、

夜の不安定な仕事一本で勝負するような人じゃないと思う話して。

昼間も高校卒業してから35歳まで手堅い安定企業でずっと転職せずに暮らしているし、

夜のキャバクラも、店が潰れない限り、ずっと同じ店で働いていて環境変化を極端に嫌う傾向あるから。

自分で店やってママとかやるタイプじゃないし、たぶん、そのうち、夜辞めて昼一本になるだろうけど。

辞めるタイミングが分からないみたいだけどね、毎週、同じように同じお客さんを接客していると。

って話したら、さすがにAちゃんのことよく分かってるね、

確かに、タイミングわからないねぇ、って彼女も言っていて。

そういえば、もう歯学部5年になった?6年?って聞いたら。

もう6年みたいで今年度、歯科医師国家試験みたいだけど、

なんかあまり具体的には話したくない事情があるみたいで、

学校は今はしばらく休憩中だから、って言ってた。

医療資格の国家試験なら過去問が通用するから、

10年分くらいマスターすればたぶん受かると思う話したら。

それMさんも言ってた・・・同じ職場で情報が共有化されてるのね、って言ってたけど。

いや、そういうわけじゃないと思うよ、

自分も取ったから、医療資格の性質を理解してるだけだと思う話して。

M先輩、3週間くらい前に来たよ?って言っていて

あれ、まだけっこう来てるのね、本人は今は年1~2回って言ってたけど・・・って話したら。

よくこの辺のガールズバーで一人でとか、

あるいは、A君と遊んでいて、その後、時々来るって話だった。

あなたの話しとかも時々してるよ、って言ってた。

あなたは、出会った頃は、相当、闇深い人だった印象あるけど、今はだいぶ良くなったみたいだね

って言ってた。

あの頃って、ダークサイドに落ちてるように見えたけど、って言ってた。

まぁ、もともと自分も極端に敏感でネガティブな気質しているところもあるけど

あの頃まだ病気による長い精神の傷から復活してなかったのかもしれない話して。

そういえばさ、今日、記事読んでたらさ、お笑い芸人でM-1グランプリの優勝者の誰だっけな

錦鯉ってグループの人かな、その人が優勝で燃え尽きみたいな感じで目標が無くなったみたいな記事で

夜の銀座に行ったら、数時間で160万円も取られた・・・なんてがっかりな記事だったみたいだけどさ

あれなんだよね、「自分が何者かになることによって」「成功したい」とか

成功それ自体とか勝利のために事を成した人って、

かなり高確率に、そういう精神体験することになるから、覚えておいた方がいいよ?って話して

基本的に成功や勝利自体に目標設定して何かに取り組んで目標を達成しても、そこには何もないから

そういうものによって快感になるはずだと信じて行動して結果を出しても

快感なんて実際は全く得られないか、得ても一瞬で消えて、

砂のように指の間からすり抜けて落ちて消えて

成功自体を目標にしていると、そこでやる行動といったら、夜の飲み屋で使うくらいしかないからって話

その辺は、Sちゃんもある程度、気が付いてたみたいで、

言われてやっぱりそういうものなのだと、はっきり自覚したみたいだけど

Sちゃんが歯科医師を目指したのも、

もとはといえば、歯科医師に顎で使われるのが屈辱的だったからというのが原点だから

いや、お笑い芸人だったらさ、

人を笑わせるのがもともと大好きで、それの追求に没頭するのが楽しいということなのであれば

成功しようがしまいが、殆ど変わらないペースでずっとそれに没頭していることできるだろうけど

「こういう結果を出して幸せになるために成功というツールを利用したい。手段はあまり関係ない」

みたいな人は、一定の目標を達成すると、からっぽの燃え尽き症候群になったりする話。

成功のために無茶な努力とかするとなおさらだし。

自分の場合も、〇〇になった経緯は、自分がその系統の仕事をしたかったというのは全くなくて

親に指定されてなっただけの話しだから・・・その辺のことよく分かる話したんだけど。
まぁ、〇〇程度で成功というのかどうかという問題もあるかもしれないけど、一定企業に居ることとか。

でも、仮にどれだけ成功しても、しばらくすれば快楽順応してなんとも感じなくなって・・・

さらにもっと、という永劫回帰に陥ることは、もう、Sちゃんも分かってた。

だから、俺もそういった意味では、地位財産名誉とか勝利とかの力は今は殆ど信じてない話とかして。

あとさ、そういうもの自体を目的に過激な悪戦苦闘努力するとさ・・・・

むしろかなり苦しい不幸な経験をすることになって、

過激な生存競争になんとか勝利しても、

誰かにすごいマウントして社会秩序を乱すことに繋がったりする話とかしたんだけど。

そういう人、お店で接客していると、かなり彼女も遭遇することあるみたいだったけど

どのような経緯やパターンでそういう人間になっていくのかという、

ある程度の法則性や傾向がある気がする話したけど。

そういう人間とか社会とか世の中に関する独自研究とかを、さまざまな読書や体験に基づいて行って

Aちゃんや、通ってる居酒屋のマスターや息子さんに報告して、参考にしてもらってる話とかした

もとはといえば、自分は、会社に入社当初は、スローガン通りに仕事の能力を高めることしか関心がなくて、その追求ばっかりしていたのだけれども、出る杭を強烈に打たれて、人間の壁で全く前に進めなくなったことで、仕事以前に人間のテーマに取り組まなければ・・・・・ということで、人間科学や社会科学の探究に没入していくようになって・・・・これがその後、20年以上も答えが出ない問題になるとは当初は想定してなかった話して。まぁ、もう仕事を頑張るというのは、痛い想いをしたひどいトラウマがあってもう二度とできないんだけど。精神まで病気したからね・・・・って話して。
出る杭は打たれるというのは、どういうことなのかというと。
1990年代後半にアメリカから輸入されてきたネオリベラリズムの思想があるんだけど、極端な個人的な競争によって勝利することで社会の原動力にしなさい的な動きがあったんだけど、基本的にそれって厳格な年功序列制システム・・・人事賃金制度や人事考課方式を変えずに思想だけそういう啓発をされて実行しても、職場秩序が完全に荒廃する結果にしかならなかった・・・というところ。
組織のタイプに応じて処世訓は異なるけど、年功序列制組織では、先輩と競争するのは絶対にタブーな話とかしたけど。年功序列制組織では「年配者を立てて敬い忖度し、従属する」とかそういうことが大切で、「追い付け追い越せで常に切磋琢磨して常に努力して常に成長しろ!」とか「自主自立して自ら考え行動する社員」とかスローガンとかは決して真に受けてはいけない話をした。それ40代で組織社会学の本を読んでいてようやくわかった話して。本当の処世術なんて会社組織で教えてくれる人いないから・・・・これがホンネでこれがタテマエですとか誰も教えてくれないけど。基本的に組織のスローガンって何なのかというと、組織の現状否認に基づくあくまで理想論でしかなく、実際には組織はそのようなメカニズムでは動いていないから、そういった働きが求められているわけであって、その通りに実行しても組織にはなじまない行動にしかなりえない、という話をした。
今ではもう病気して昇進しなくなったから、あとは、せめてもの行動としたら、どこかで誰かの参考になるような話でもできたらな・・・ということで、こういう話題をテーマに飲み屋で話すくらいのことしかできないって言って。
彼女は、でもありがたい、って言ってた。

あなたってすごく敏感で繊細な人なのね、って言われて。

私も人になんか否定的なこと言われるとすごく気にして考えたりする方なんだけど・・・って言っていて。

なんでそんなことを言うんですか?って本人に聞いても、しっかりした根拠の説明ができない場合があるって話していて。

人が他人を否定する際の視点って、あくまでその人の価値観によるジャッジでしかない話したけど。

人間が主に行っているのは、自己肯定のための他者否定な話。

相対的な自己肯定感・・・自分自身を正しいと規定したいがために、逆の立場の人を否定しているだけとか。

あるいは単に優越感を得たいがために否定しているとか・・・そういうケースも非常に多いのでって話

正しいとか間違ってるとかはっきり決まっているというよりも、価値観の相違・・・そういうものに近いかもしれない話
Aちゃんなんかは、会社でどれだけ激しく怒鳴られようが、17時過ぎれば完全に忘れて、もうケロっとしているみたいだけど。本人はめちゃくちゃ鈍感で傷を引きずらないから、根に持つことも全くないし、人と喧嘩しても一晩経てばもう忘れてるみたいだから・・・・って話したんだけど。
どれだけ人に何を言われても、「だって私は私だもん」それだけで、あとは難しい知識や教養なんか全くなくても、それ一言で全部跳ね返せる人だから、すごいよね、って話したんだけど。
AちゃんがうらやましいってSちゃんも言っていて。俺もそう思う話したんだけど。
確かに昔のキャバ嬢仲間でも、すごい厳しいこと言う女の子がいたんだけど、SKちゃんが、そんなこと言って人を傷つけちゃだめでしょ?って怪訝そうに訴えても、Aちゃんなんかどれだけ言われても、全く反応してないでケロっとしてたよ、、なんて言っていて。
SKちゃんとこの前久しぶりに会ったってSちゃんは言っていた。
彼女はもう夜はしばらくやってないけど、なんか医療事務辞めたみたいだね、なんか職場で病んじゃったみたいで・・・・って話したら。
そうなの、なんでも知ってるね、って言われたけど
SKちゃんは、Aちゃんの同級生だから、Aちゃん経由で話聞いてるだけ、って話して
最近読んだ本で気になった著者は誰か聞かれて

安藤寿康氏っていう行動遺伝学者なんだけど・・・って言ったら

Sちゃんは携帯で調べたら出てきて、本一杯かいてるね、って言っていて

まぁ、この人、日本で唯一知られている行動遺伝学者なんだけど

最近は、脳科学人気から行動遺伝学人気に移ってきたようだけど、

「運は遺伝する」っていう橘玲との対談本がおもしろかったよ、って話

全ての話題がエビデンスベースで構築してるからおもしろい話して

Sちゃんは、最近は、心理学に興味があって本読んでるって言ってた。

心理学ってさ、昔と最近でもだいぶ傾向違って

20世紀初頭くらいまでの心理学、有名なのはアドラーとかフロイトとか・・・

あの辺の心理学は、科学的根拠がないから気を付けた方がいい話して・・・

個人が脳内から勝手に紡ぎ出した哲学に近いような側面があの頃の心理学にはあった話して

心理学がエビデンスベースの科学になってきたのは、20世紀後半からで、

大体その頃から、統計データや実験結果に基づいた研究にシフトしてきているから、

心理学も昔と最近とではだいぶ様変わりしている話したけど

あれだよね、人間科学を理系的な視点から研究するようになったのは20世紀後半からで

主な滑り出しは社会生物学・・・

これはヒト社会を、アリやハチなどの社会性昆虫や、サルやチンパンジーやボノボなど他の霊長類の性質と、

あたかも神の視座で冷静に比較検討する分野なんだけど・・・・・・

そこから始まって、進化過程を踏まえて人の性質を研究した進化心理学や人間行動学

あるいは、脳のメカニズムから人間を捉える脳科学や、

その後、遺伝子から見る行動遺伝学への流れになった話をして

行動遺伝学の知見はかなり興味深くて、

人間の性質の何に関してどのくらいの部分が遺伝の影響によるものかがわかってくるんだけど

たとえば、人間の価値観とか思想とかに関しては、本人の経験や知識や教養で変わることは結構あるけど

性格や気質や個性については、半分くらいが遺伝子、半分くらいがかなり幼少の頃の環境で決まっていて

大人になってからは殆ど変わらないということなんだけど

だから、小学時代ネガティブだった人は、その後、どれだけ社会的に成功してもネガティブなままだとか

あるいは、小学時代朗らかだった人は、その後、どれだけ貧しくても朗らかなままだとか

そういう話したら、ほんとそういうところある!って彼女も思ったみたいだけど

そういうのも行動遺伝学でわかってくるし

あと個人の能力に対する遺伝子の影響の強さが分かってくるとさ

例えば、元農水省官僚のニート息子が親に殺された事件あったじゃん、ドラ息子が世間様にご迷惑をおかけする前に・・・・・ということで。あの当時の親の感覚では、いわゆるまともな仕事についてまともにやっていけるかどうかというのは、親の指導どおりにきちんと本人が努力したかしなかったかによって決まっていると信じられていたような時代だったので、恐らくああいう事件になったのだと思うけれども、実際は人間の能力とかは、ほぼほぼ遺伝子によるガチャなので、その辺の自覚があるかないかで、だいぶ子育ての雰囲気違ってくる話した

特に優秀だった親とかだと、俺がやればできたんだから、俺の息子にできないはずはないという思い込みをする場合があるけど、親子は全く違った特性を備えた別々の人間だということなんだけど・・・・・例えばエンドウ豆でメンデルの法則が発見された時は、黄色のマメの株同士をかけ合わせれば、黄色のマメを形成するやつが生まれてくる・・・みたいなのは、偶然、単一遺伝子が作用するものだったからそういう説明に帰結できたけど、人間の知能に関連する遺伝子の部位って数千~数万か所あって・・・・これだけ関連部位が多いと、東大同士の親でかけあわせても、子どもの知的能力は正規分布の真ん中になるような力が働くので・・・だから天才同士でかけあわせても、普通に偏差値40とかの子供も生まれてくるということなんだけど。

Sちゃんは、しばらく前に知的障害じゃなくて、なんかの本を読んだって言っていて

自分は、境界知能の人のことが本に書いてあるのを読んだことあるんだけど

知的障碍者として社会保障の対象にもなれないけど、健常人として生きていくのも難しい偏差値30程度(下位10~15%くらい?)の知能の人のことが書かれていたんだけど、こういう人ってネットで日給何十万円とかいう普通の人が応募しない怪しい求人募集につられて、自分の免許証とか犯罪組織に送信しちゃって、それを人質に取られて、犯罪組織にそのまま利用されて、特殊詐欺とかの受け子とかになるってことがかなり多いみたいだけど、普通の人はすぐ警察に言うようなことも言わない・・・・で、犯罪行為に加担するんだけど、こういう人って犯罪しようと思ってやってるというよりも、悪意や自覚なく結果論として利用されて逃げられなくなってそうなるんだよね、って話。医療少年院というところには、そういう境界知能と呼ばれるケーキを3等分とかにできないような子どもたちがいっぱいいて、何度も、犯罪を犯して何度も少年院に入る話して。自助努力によって更生させるようなプログラムもあるんだけど、全く効果ないらしい・・・って話。こういうのって親の教育の結果でもなんでもなくて、ほんと、どういうサイコロでどういう子どもが偶然生まれてくるかなんて、親には分からないし、どう育ててもどうなるか分からないことが段々明らかになってきている話したんだけど。

SちゃんはADHDの話しをしていて、お客さんでも、よく自分はADHDです、って言ってくる人が最近はいるって言ってた。

うん、発達障害とかって今すごい勢いで増えているみたいで、そうだね、そういうの今は多いね、っていう話とかして。

あと、そういうのって、子育てに手を焼いた親が、自分の教育には問題ないとして、子供がおかしいんじゃないかということで、お墨付きを得るために病院で診てもらう・・・ってこともあるみたいだけど。
ADHDみたいな子供は現代社会への適合性において新たに病気と規定された特性であって、これが農耕社会や狩猟採集民社会だったら、全く問題なく普通に生きていけるから、過去の社会では病気とする必要がなかった話とかして。

まぁ、そういう話とか1時間したので、今日は帰ることになりました。

お話できてよかった、って言ってた。