幸せのコスパを考えると・・・・・・・・・・・・
まぁ、高校時代とか大学時代などのお金が無い頃に楽しんでいたようなことでもそのままやってれば
一番、コスパのいい幸せのような気がする
人間の幸せは、稼いだ金額や、使った金額に比例して高まるわけでもなんでもなくて
普通にお金のない高校生や大学生が楽しんでいるような娯楽であっても
贅沢な浪費をするのと殆ど変わらないくらいの幸福感は十分得られていると考えられる
数百万年かけて形成されてきた人間の生化学システムは、
約8000年前にシュメール人が開発した貨幣といったものによる尺度とはあまり関係なく
感受性メカニズムが構築されている
得たお金の金額や、使ったお金の金額に応じて
無限大にヒトの快感の強度と持続時間が高まっていくというものでは全くない
あらゆる人間の快感は、殆どの場合は、一過性に消失するものでしかなく、持続性はない。
オキシトシンによる愛着感は、ある程度、持続する
ネコを撫でることによる幸福感は、ネコといるときはある程度、飼ってる間中、得ることはできる
スポーツをする、音楽を聴く、誰かと会話する、麻雀、お酒、そんなもんでもやってればいいのかも
5000万円~1億円をかけて家を買っても、幸福感は約半年~一年間で感じられなくなり
ただの日常に埋没するただの住居としか認識できなくなるようである
人間の生体が日常的に感じるような快感や苦痛という点で考えれば
資産数十兆円の大富豪だろうか、ニートだろうが、
落ち着いた生活さえできれいれば殆ど変わらない
なんか特別無理なストレスやプレッシャーが過度にかかっているような状態であれば
どれだけ恵まれているとされている立場や収入があっても、かなり不幸な状態かもしれない
どれだけ刺激を求めて彷徨い歩いても、
人間はしばらくすれば快楽順応して刺激が効かなくなってしまう
ときたま、気分転換程度に何か楽しめるものでもあれば、もう、殆ど変わらないのかもしれない
幸せのコスパで考えると、お金をかけてなんかするような楽しみは殆ど全部コスパ悪いかも
人間が得る快感は、金額とは全然関係ないようだ