強者が弱者に真心で手を差し伸べるような理想社会・・・・・・・・・・・

人間には、形成できるのだろうか

どうなんだろう

実際は、弱者が生存権を脅かされたことで犯罪や反乱を引き起こすことで秩序が乱れない範囲での

最低限度の保障に留める・・・・・・・・・・

結局、強者が自分の立場を守るために体制維持にとって必要な最低限度の保障・・・・・

現実にはそういうことにしかあまりなってない気がする

そしてそのために必要な原資は、

国が将来世代から借金することで、お金を印刷して供給している状態だ・・・・・・・・・

よくわからないなぁ・・・・・・この社会の現状は

まぁ、現世代を、現世代で支えるようなことをしようとすれば

どうあがいても金持ち増税だけでなんとかなるような世界ではなく

人口の多い中間層からもがっぽり税金を冷酷無慈悲に徴収しない限りは、どうにもならないけど

それやると、資本主義経済体制下では強烈に消費が減退して、

恐慌に陥って今その場の社会ですら、まず回せなくなるのかもしれないから

弱者は殺さないようにしながらも、

既得権益層を脅かすような存在を、生かさないようにもなっている

新参者を潰すとかね

ホリエモンがメディアを買収しようとしたときに、

警察に捕まって服役したとかそういう世界もあるし

大衆なんて生かさず殺さずにしとけば、

とりあえずは、権力者も大衆も乱暴なことはしない平和で穏やかな秩序はしばらくは維持できる

まぁ、これはあらゆる組織でそういう傾向みられると思える

自分の場合は、会社組織で特にそういう経験をした

当初は、強烈な努力ど根性によって競争して急成長することが強く求められていたから

その通りに従っただけなのだけれども

めっちゃくちゃな激しい潰しに遭って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「こいつは、仕事はできるけれども、人格や人間性に問題がある。」

みたいな話だったけれども、実際は誰とも競争しないことにしただけで、

もう全く人格や人間性なんて誰からも問題視されることもなくなったし

入社2~4年目の頃に遭遇したような地獄のように荒廃した人間関係は嘘のように消えて

その後20年間は平和で穏やかで平凡な生活を維持できている・・・・・・・・・・・・・・・

組織は相対評価だから、あまり人より頑張るようなことしても、

みんなまで頑張らなければならない苦痛を周囲に与えることで、おかしな空気になるようである

特に年功序列制組織では、若年者が急成長すると、

それ以上の年齢層の人にとって皆、全くいい気持ちにならないようである

それ以下の年齢の人は、尊敬してます、なんていってついてくることもあるけど

不文律として、年齢相応の適切な成長速度というのが恐らくあったのかもしれないけど

そういうのを組織社会学で学んで気が付いたのはもう40代になってからだったから

大人は本当のことなんて誰も教えないからね

自分で学んで、答えがわかって、モヤモヤはかなり解消したけれども、

もう二度度敗者復活などないのが日本の年功序列制組織である

年功序列制組織はただでさえ中間管理職がかなりダブつく傾向があるので、

一度、レースで脱落した人には、復活のチャンスを与えることはできないという性質がある

そういう人が、いわゆる、モチベーションゼロの「働かないおじさん問題」となって組織にしがみつく

というのが、年功序列制組織にだけに備わったもともとの体質のようである

なんで復活の道が閉ざされているのにずっとそこに居続けるのかというと

社会全体が新卒一括採用年功序列終身雇用制の組織を主に採用していて、

組織間の人材の流動性が極端に低い社会の場合は、一度振り落とされたら

いわゆる「8050問題」だとか、「子ども部屋おじさん問題」に至ってしまうリスクも大きいため

いわゆる「静かな退職」といわれる、組織に在籍していながら、もう引退者のような感じでいて

それでもしがみついて絶対に離れない存在になることになるようだ

自分は入社した瞬間に組織風土をぶち破るような反骨精神を持った長に間違った教育をされたので

そもそも会社の伝統的な企業風土がどういうものだったか、

あるいは、人事賃金システムがどういうものか、それに応じた適切な処世訓は何か

全く冷静に判断する能力は入社した瞬間にはなかったからなぁ

もう病気もして無理もできないし、組織の底辺で静かに大人しく過ごして、

定年退職までなんとか無事やり過ごすしかない・・・・・・・・

もう、いろいろ諦め続けて、自分が死ぬまで生きる以外のことは、

大方、無理には取り組まないというところまでに至ったから・・・・・