生き方に正解がないのに、

一生懸命働いてカネはいっぱい稼いだほうがいいとか、

あるいは、カネも仕事もそこそこでいいとか

もしくは、貧乏でも出来るだけ働かない方がいいかとか、

忙しい人生がいいとか

いやいや、ある程度、生活のペースにはゆとりがほしいとか

健康生活がいいとか

いや、酒もたばこもたしなみたいとか

それ、個人個人、自分がよければ、自分で決めていいのだろうし

上とか、下とか、立派とか、そうでないとか、

そういうもんでも、ないかもしれない・・・・・・・・

自分で判断した人生で、途中で、餓死してはいけないのか?

いや、そうとも決まってないかもしれない

人間の生物学的な寿命は約40年とされているけれども

現代は栄養状態や衛生状態あるいは医療水準の向上によってその倍以上生きる人も多いけれども

その人の生まれつきの健康状態や、あるいは、病気などによって

10歳前に死ぬ人もいれば、20代で死ぬ場合もある・・・・・・・・・・

また、どう生きても、最後に人は必ず死ぬ・・・・・・・・・・・

じゃぁ、自分が選択した人生の結果、30歳で餓死しましたとか、

それがいけないのかというと、そうとうも限らない・・・・・・・・・・・

本人が自分なりの人生を全うしたなら、それでいけないとも言い切れない

人生は公式化できないだろうし、努力ではどうにもならないことの方が多い

なるようにしか、ならない・・・・・・・・・・・

養老孟司氏も、子育てなんて、なるようにしか、ならないんだから、と言っていた

親が努力して、他人の子供より賢くしなきゃとか

そんなことにこだわっても、そのとおりにはならない

また、頑張りすぎて忙しすぎる親とか・・・・・・・

適度に楽で心地よいものを、堂々と、追い求めるってのも大事だと思うけど

親がそれを認めない場合が多い

努力できないとコソコソ生きなきゃいけないとか

立派な人は自分から体当たりで突っ込んで行くとか・・・・・・・・・

そういう意識が、

過労死や自殺者を生むのかもしれない・・・・・・・・・・

働きすぎて30歳で自殺するのも

怠けすぎて30歳で餓死するのも

理由はどうあれ、死は死だ