上医:世の中を治す

中医:患者を治す

下医:臓器を治す

 

って考え方は、昔の考え方みたいだけど、病気の診断基準や治療のガイドラインがなかった時代のことかもしれない。

今の医師ってどれくらい自分の裁量で独自に治療しているのかはわからないけど。

まぁ、自分の経験や勘、あるいは、先輩からの言い伝え・・・これは精神医療では多いけど

あるいは、最新の医学文献に基づくエビデンス・・・・

いろいろあるけど、基本的には、診断と治療に関しては、もともと業界のガイドラインもある。

医学部で教わるような医学も、もともと、世の中を治すことなんか目的に教育されてないだろうし。

エビデンスも、病気を治して、患者QOLを改善するための、一般的な方法というのがある。

あまり、独自の卓越した逸脱したやり方なんて、できるのかどうか・・・・・・・・。

なんか常識外れの効果を医療に期待したような人が、怪しげな医師や整体師とかを頼るところもあるかもしれないけど

癌を摘出して、抗がん剤を投与するけど、再発するかどうか、わからない・・・・というのは

臓器を治しているだけで、下医だ!なんて動画では言っていたけど

患者がどういう治療を望んでいるかによって、ある程度、患者にも選択権はないのかどうか

末期のすい臓がんでも、手術したい人もいれば、そうでなく痛み止めだけで緩和して死を迎えたい人もいれば、当初は静かに死ぬつもりだったけど手術はしたくないけど新薬の治験には参加してみたいとか・・・

患者本人の希望もいろいろ揺れ動くから、患者にとって納得のいく医療・・・・・・・

患者を治すことにつながるかどうか・・・・・・・そこも、医師だけでなく本人の意向やそれの伝え方や説明の仕方、コミュニケーションによっても変わってくるかもしれない

医学で世の中を治すっていうのは、ちょっと俺にはよく分からないけど

うーーーーーーーーーーーーーーん