この社会でなんとか希望がある選択肢といったら

「先進国全体で協調して高率の財産税をかけることによって格差を無血で是正する。」

とか

「先進国全体で協調してデノミネーション(通貨切り下げ)を行う。」

とか

「高率の相続税をかける」

とか

まぁ、そんなもんくらいしか、平和的な社会システムの健全化手段はあまりない可能性あるけど。

まず、そんなの金持ちどころか、小金しかもっていないような平民ですら反発するだろうから。

喜ぶような人は、スラム街にいる貧困層とか、そのくらいしかいないかもしれない。

ほんとに超必死で金稼いで自らの強烈な生存欲求を追求しすぎているような人なんか

カネはあったとしても、その辺の貧困層とかとは比べもつかないくらいに必死に努力して

気持ちに余裕もなく

仕事に地獄のような思いで忙殺されて生きている人もいるのかもしれないけど

あまりにも生存競争に必死過ぎるような人は、

まず、ゆるい温かい気持ちで、自分の稼いだカネを周囲に分け与える発想なんて持たないだろうから。

基本的に社会の格差の是正手段って、過去の歴史の例を見れば

戦争や革命や体制崩壊による強制リセットくらいしか殆ど結果に結びつかなかったようだからなぁ。

まぁ、かなりドロドロした血なまぐさい争いとかしない限りは、

自分の既得権益や富を自ら手放すといったことは、通常、人間はあまりしないのかもしれないから。

まぁ、どうしようもないだろうね。

日本人は、現実的な物事の解釈すら試みない人も多い。

世界で何が起きているかわからない人もいる。

宗教戦争をしている人たちに、みんな仲良くとか博愛を説くとか。

何の役にも立たない。

宗教自体が争いの原因だからいけない、なんて批判する人もいる。

そういう問題じゃないんだよね

地域によっては、住む土地などを争ってかなり激しい闘いが行われるようなところで

個別の少数部族が、強大な勢力から、迫害されることから身を守るためには

国境や部族を超えた大きな連携体制によって生存をはかるということが役立ったから

そのために宗教という共同幻想を開発・利用して、個体群淘汰のリスクを減らしていた・・・

というところ

日米同盟の場合は・・・軍事的に全く対等ではなくて、大人と赤子くらいの差があるから

それでも良好な同盟関係を維持するのは、

完全にアメリカに支配されて、日本はずぶずぶに依存しなきゃいけない立場になった。

だから通商上ではいつも不利な立場に置かれることになる。

ただ、アメリカが、最近になって中途半端に日本を戦争できる国にしたがるのは・・・・・

支配を維持しながら、

ある程度、代理戦争の駒としてコントロールできるように日本を変えたいという思いもあるかもしれない

だから、平和憲法改正絶対反対の立場を取る日本人もいることはいる。

でも、それを続けてると、近隣諸国から軍事的な脅威をちらつかせられてストレスや恐怖を被るほど

日本はより一層、それをアメリカに逆手に取られて、

対アメリカでも、通商上、弱い立場へと追い込まれていく可能性もある

近隣諸国からの軍事的脅威から、精神の安定を図るためにアメリカをアテにすればするほど、

日本の立場は弱くなり、余計それを利用されるようになる。

アメリカに言われたからというだけで、

絶対に危険で世界ではどこも使っていない食品添加物を政治的に簡単に承認したり

各国で規制が厳しくなった殺虫剤や農薬を、海外メーカーの利益のために

日本だけ使用基準値を10~100倍くらい緩和して輸入してあげるとか。

まぁ、もう、国としてガタガタなんだろうね。

もう、ボロボロだね。

今のロシアは、NATOという巨大な軍事同盟に対抗するために

BRICS参加国をどんどん増やして同盟関係を結んでいる。

最後には、西側勢力と拮抗するくらいの仲間を集めるかもしれない。

そして覇権交代を目指せば、それは、いつ世界大戦になってもおかしくないような状態になる。

日本はアメリカ以外とは、しっかりした同盟関係を築いている国はないし

どういう戦略的意図があるのかわからないけど、

国内の政策に使うような額とか比較にならないほどの、援助を海外にばら撒くこともある

でも、有効にそのお金が生きているのかどうかもわからないけど

1600兆円くらいの累積債務があった上でのバラマキだから、この国のお金ってなんなんだろう

というのも感じないわけでもないけれども・・・一応はまだある程度、価値を保っていられるようだ

約60年周期で起きるコンドラチェフ長期循環の上昇期・・・

インフレ期は、覇権交代期に相当し、

この時の世界の戦死者数は下降期(デフレ期)の確か5倍とか7倍くらいになるというようなデータをみたことある。

この時期に権力の地位にある人は、

内側からの革命的な圧力と 外側との世界覇権を巡る抗争の

両方の敵に揉まれて、かなり難しいかじ取りを迫られることになるようである

ほんっとよくわからないよなぁ

世の中、一体どうなっているのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・