会社からの権力的な健康介入がどうも・・・もやもやした気分になる・・・・・・・・・

そもそも自分は大学4年間は

毎日、朝晩、腕立て・腹筋・背筋を、朝晩、それぞれ200回2セット・・・計4セットを続けて

筋肉質な体を作り上げていた・・・・・

4年もかけてつくった体だったから、絶対にトレーニングは辞めたくなかったけど

会社に入った直後から、単身赴任の長が家に帰る金曜日以外は、

週4日必ず無理やり飲みに連れていかれていた

毎晩22時半までやっていて、酔っぱらって家に帰ると23時・・・・・・・・・・

しかも一方的に上から強烈な説教を聞いてるだけの飲み会で、カネも毎晩5000円も取られる飲み会だ

しかも、説教の内容も今考えれば明らかに間違った内容だった

ただ座って聞いてるだけでは非常に苦痛で長く感じたのだけれども

濃い酒をいっぱい飲むと時間が飛ぶ感じがしたので、濃い酒を一杯飲んで対応していた

会社にそんな暮らしを強要されてそれに従っていれば・・・・・・・・・・・・

いくらトレーニングを続けたくても、すぐに続けられなくなった・・・・・・・・・

家に帰れば酒に酔ってふらふら、朝は毎日二日酔い・・・・・・・・・・・

仕事時間中は強烈に嫌なプレッシャーだけかけられる・・・・・・・・・・・・・・

その長が転勤するまで、そんな暮らしを2年間強いられていたら・・・・・・・・・・・・・・・

せっかく4年もかけてつけた筋肉も、落ちてしまい

酒は体に染みついて完全に習慣化された・・・・・・・・・・・・

その流れで、20代半ばから、だんだん太り始めて・・・・・・・・・・・・・

二十歳時体重が65Kgだったのが、今では100Kg。

会社は保健指導をして禁煙治療とかもやっていて、

1度、言われたとおりにやってみたけど、禁煙できなかった

つまり、現代の禁煙治療法は、自分の体には無効な、どうしようもないできそこないの落ちこぼれの使えない医療だった

喫煙習慣や薬物依存には、遺伝子の影響が6割くらい働いているとされている。

遺伝子と環境の相互作用・交互作用によっては、万人にとって禁煙治療が有効というわけではない

自分が禁煙治療を行った20代の頃は、薬物療法は禁煙補助薬としてニコチンパッチを使用していた。

文献を調べてみた。

 

禁煙外来における禁煙治療の長期的効果に関する疫学的研究

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhas/8/2/8_91/_pdf
 

抜粋

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2.禁煙補助剤別に見た3カ月、1年後の禁煙状況

3か月後の時点では、ニコチンパッチ使用者の77.8%(27名中21名)が禁煙を持続していた。

1年後の時点では、56.7%(30名中17名)が禁煙を持続していた。

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この研究だと対象群がどうなのかわからないけど、自分の意思のみで禁煙をした場合とどのくらい差があるのかわからないけど・・・調べてみると、意思のみで禁煙に成功する割合は10%くらいのようだ。

まぁ、禁煙治療の効果で45%も改善すれば、治療成績としてはそれなりにいいのかもしれない。

ただ、禁煙に成功しなくても、患者に欠陥があるのでなく、それは医療行為が完全でないだけのことである。もっと患者に対して有効性のあるいい医療ができるように日夜、薬や治療法の開発を頑張り続けるか、あるいは、禁煙への取り組みは本人の自由意志に任せるか。
あと、会社で体重増加を指摘されたこともあったけど。

20代の頃は、無理なダイエットに取り組んだこともある。

週6で毎日ジムに通い、平日も必ずマシントレーニング1時間くらいと水泳2000mくらい泳いで。

さらに食事制限もするというのをやった。

休日は一日中、ジムにいてずっと運動していた。

それで50日間で5Kg落として、完全に燃え尽きて、辞めてしまった。

そもそも俺を太らせるに至ったのは、会社によってトレーニングを続けられなくなったことや、会社によって染みついた飲酒習慣の影響が発端になっているけど。

それをあたかも太ってる自分が間違いを犯しているかのような感じで、保健師や医師に健康介入されて、ちゃんとした成果を出そうと必死にがんばって・・・・・・・・でも、会社に言われた通りに体重を改善するために、ここまで休息もせず、平日も、休日も働き続けると・・・・・・かえって健康にかなり悪影響があるのではないかと思うのだけれども。

まぁ、医師による健康介入によって明らかに有意に死亡率が高まったというようなコホート研究の結果も実際に世の中にはあって、フィンランドの保健局が行った疫学調査で、サンプル数数百くらいの調査なんだけれども、健康介入群の方がかなり死亡率が高まっていた。

まぁ、そういうことを考えると、社員の健康管理に対して、社員の私的な時間において休息も与えずに強引な権力的介入をしてどうにかしようというような生活習慣病予防の取り組み・・・特定健康診査、特定保健指導・・・・いわゆるこの制度設計自体がおかしい可能性もある。

たとえば、特定保健指導実施率何%という数値目標を経営目標に組み込むとか、特定保健指導対象者数をどれくらい減らすとか数値目標にするとか、禁煙達成率を数値目標にするとか。

いや、社員が自らの意思で自由に取り組んで、たまたま偶然結果が得られたのであれば、ともかくとして、それでたまたま偶然結果が得られなければ、その経営方針に間違いや誤りがあるのかもしれないのに、改善できない患者が道徳的に間違っているとか、そういうことになると、そもそも医療倫理っていうのはなんなんですか?そんなまともなことやってるといえるんですか?という話にもなるだろう。

連中、頭どうかしてるわ。

自分の飯のタネにするために、そこまでシマ・・・勢力拡大しただけなのだろうけど、それ本当に社員の生活の質を向上させていますか???って話にもなるよねぇ。

で、30代の頃、一回だけ健康診断の時に、産業医に呼び出されたことあったんだけど、その時は、へんな太った女医から、ほんと上目線で、生活習慣とかにごちゃごちゃ因縁付けられて、あと、病気の恐怖を煽って脅迫してくるんだよね、そのままだと大変なことになりますよ、、、、みたいなこと言われた。

なんなんだろう・・・・・・・・完全にハラスメントだと思うけど。

いや、そんなことする前に、トレーニングも続けられなくなるまで社員を強引に拘束して酒浸りにするような企業文化を正すことに予防医療従事者は努力すべきじゃないのかな・・・・。完全に怠慢でしょ。
そもそも企業に保健師や産業医が常駐することの意味って、何?
企業文化に関係なく個人に対して脅したり説教したり啓発するだけだったら、個別の企業という場所において常駐する意味ある?

そもそもこんな体に俺をしたのも会社なわけだけれども、改善できないのは個人の責任でしかも改善できないやつはそいつが「悪い」って、どういうことなのだろう。

ほんっとマジで意味わからない・・・・・・予防医療従事者が取り組んでいる独善的な生活習慣病予防とか。