居酒屋行ってきた。
マスターの息子さんいた。
しばらく投資の話しをしていて。
アメリカ経済ちょっと失速してきているけど。
アメリカ経済をけん引してるのは、今は殆どAI関連だけって言ってた。
最近は、GAFAって言わないみたいだね。
Apple、Microsoft、Google、Meta、AmazonにTeslaとNvidiaを加えて、「Magnificent Seven」と言うらしい。
アメリカの株式市場の時価総額のかなりの部分をこれらの巨大企業が占めていて。
この辺の会社によってアメリカ経済が成り立っているらしい・・・・。
まぁ、自分はだいぶ以前にAIファンド売ってしまったけど、あの後にバブルが始まったようだ。
オープンAI社が開発した最新のAIの話しを息子さんしてた。
会話でやりとりできて、応答速度も人間と同じくらいということだった。
これからいろいろなオペレーター業務もAIがやっていくって話だった。
高齢者の会話の相手もAIがするって言ってたけど・・・・・
それはどうでしょうね・・・・って話して
キャバクラとかAIになっても利用したくない話したけど。
まぁ・・・感情労働とかはねぇ、人間がいいや。
AIは基本的に情報をまとめて出力しているだけで、
感性があるわけでもないし、思考しているわけでもないから。
まぁ、そんな話とかして。
あと、最近、コモディティが上がってる話になって。
自分もそんなに儲けを出すことを見据えて買ったわけでもないような、
銀とプラチナで40万円くらい利益が出てる話した。
銀ETFは40万円で買ったのが70万円に。
プラチナも40万円で買ったのが一か月くらいで50万円くらいになってる話した。
まぁ、銀もプラチナも3月後半とか4月くらいから急激に上がってる話して。
あとは、経済成長の話ししてた。
日本なんて別に2流国でも3流国でも、一定の国際的な分業体制を担えれば、なんでもいいんじゃないか
ってのは、俺もそう思っていたけど、マスターの息子さんも同じ感覚だったみたい。
いや、経済成長しても国民の幸福には殆ど関係ない・・・ってのは共通認識だったんだけど。
生活がある程度落ち着いていて、本読んで会話でもして過ごせれば、
まぁ、それなりにもう幸せなんじゃないかってところだよねぇ。
他にいくら贅沢したところで、人間が幸せになるわけでもないですからね、って話したら。
マスターの息子さんもよくそこわかってた。
自分が見た研究報告では、年収1兆円の大富豪と、年収8万円のアフリカのマサイ族の幸福度が同等だったとか。
あるいは、アメリカの中間的なビジネスマンと、インドのスラム街で人力車を引いてる車夫の幸福度が同等だったっていうのを見たことがある話した。
ある程度、落ち着いた暮らしができれば、もう殆ど同じというところだよねぇ。
日本経済が円高でイケイケの頃は、エコノミックアニマルなんて言われていたけど、貧しいアジアに旅行した日本人が、意外にも現地の人が幸せそうに過していて、頭が「?」マークになっていたようだけど、って話したけど。
あの頃って、いくら経済成長していても、子供は勉強漬けで、親は深夜まで働いていて、全く会話とかなかったような家庭が基本だったみたいですけど、って話して。
なんかやっぱり、いろんな人が錯覚してる話した。
しばらく前に会社辞めて行った人で
臨床検査技師の大学を卒業して一度臨床検査センターに勤めていた人の話ししたんだけど。
そこの所長が〇〇だったとかいうことで、〇〇さんってこういうところにもいるんだということで。
自費で〇学部に入りなおして、〇〇免許とってうちの会社来た人いたんですけど。
職場の人はみな「やり直すなら医者だろ!」なんて上目線的だったんだけど。
みんな勘違いしてるんですよね、って話。
職業ヒエラルキーなんかでは大して幸福感違わない話。
しかも、〇〇と臨床検査技師って殆どヒエラルキー同じくらいしだし。
給料も殆ど同じなのに。
自費で〇学部入りなおして、10年遅れで年功序列制の会社に入ったら明らかに賃金もマイナスだし。
あと他の〇〇の「やり直すなら医者だろ!」ってのも、
あくまでヒエラルキー的観点でのコンプレックスで言ってるだけで
学業成績なんて50%は遺伝子、40%は環境、本人の努力なんて10%程度だし
努力できるかどうかも、半分は遺伝子、半分は環境だから
学生時代に専属で勉強やって臨床検査技師とか〇〇クラスなら、
社会人になって仕事の片手間に勉強しても、医学部目指すのはもともと無理な話とかして
ど根性以前に、素質とかその辺考えたほうがいいというところだよねぇ
あと、医者になっても、多少は女にはモテるようになるかもしれないですけど
職業ヒエラルキーでは幸福感は殆ど変わらない話したけど
まぁ・・・・資本主義社会自体がもともとある程度の幻想と錯覚によって形成されてるので・・・・・
って話になって
マスターの息子さんはいわゆる「いい会社」の話しをしていたけど
それも幻想ですね、って話して
例えば、学歴生存競争を必死で戦うと、
手の届かなかった国立大学に行けば輝かしい人生になるはずだとか
自分以下の学校のやつらは、みんなみじめな思いして生きてるに違いないだとか
そんなことはないわけで、基本的に、日常の生活が成立していれば、殆ど幸福感は立場では違ってこない話して
いや、地位とか収入みたいに、人間の幸福感が階層を形成しているなんてことは全くないですから
って話して
ほんと、幻想と錯覚にとらわれていると
ときたま自殺者とか出ると
いい会社のはずなのに、なんで自殺したんだろうとか
公務員なのに、、なんで自殺したんだろうとか
みんな首傾げるけど、実際は、そういうの会社の看板とは全然無関係ですから、本人のストレスとか
まぁ、そういう話とかして、食事が終わったので帰りました。