結局、就職活動もさっぱり意味わからなかったけど。
親に〇〇にならないと食っていけないと脅かされて、その通りにがんばって、資格取ること目指したけど。
〇〇教育はおもしろいところもあったけど、自分がやりたい仕事は全く見つからなかった。
結局のところ、研究室の教授に勧められたところに、ただ言われたとおりに応募してみただけだけど。
募集要項には一定企業の本体の社員だなんてこと全く書いてなくて、
なんかの関連会社としか思えなかったし、仕事内容も「試験・検査」みたいなそのくらいしか記述がなくて
まぁ・・・学校教育で学んだ内容とは全然違うのだろうけど、何やってるのかもわからない。
そして初任給も十数万円で特別、他と比べてなんか魅力があるわけでもないようなところだったけど。
ただ、食ってくためになんか仕事しないとな、ということで、まぁ、言われたから受けてみただけ
というだけのことなんだけど
やっぱり、〇学生には全く人気ないところで、欠員補充のための1名の枠に2名しか応募がなくて
もう一人は女だから落とされて、自分になった、という流れだった。
で、入社式の時に、一定企業の正社員になることがわかって、そういうところで
帰属意識とかどうのこうのとか刷り込みがあったけど、特になんか感じたわけでもなかったけれども
入社してしばらくして気が付いたのは、周囲の反応だよね
やけに見る目が違うなって・・・・・
労働している時のプレッシャーや苦痛とか、そういうのはすごく強くあった時期だったけど
会社の看板に対してずいぶんとキラキラとしたイメージで反応する人が、すごく多くて・・・・・
そのうち自分もそれでおもしろくなって調子に乗ったりしてた時期もあったけど
特に女の反応がそれまでとは全然違ったものになった・・・・・・・・
ただ、労働していて幸せ感があるとかそんなことは全くなくて、
ひどいストレスの中で当初は仕事をしていた・・・・・
まぁ、でもたまたま偶然何か目当てがあったわけでもなく入った会社だったけど、
〇〇費抑制のために××報酬が改悪され続ける一般の勤め先よりも、
一般企業は・・・定期昇給率がよかったみたいで・・・
30代になる頃には、いつの間にか他よりもある程度良くなっていたみたいだった・・・・・・
それも初めから定期昇給額まで調べてその会社を選んだわけでもなんでもないし
たまたまの偶然だったけど
ある時、父親に給料を聞かれて、うかつに素直に答えたら・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・そんなにもらってんのか・・・・・・・いいだろ・・・・・・ひとよりいい暮らしができて・・・・・・」
とか低いドスの利いた声ですごい嫌な感じに言われたんだけど
なんか俺の存在自体が犯罪行為みたいな感じなんだよね
いや、〇〇になれと言われたから必死に10年間も死ぬ思いでがんばって期待に応えても、
父親には妬まれるだけだったし
就職先も「大学の偉い先生が勧めてくださったところなら・・・・」と親に言われたまま
そこにしただけで、特になんか他に個人的に狙いを定めて欲望追及のために決めた就職先でもなかったのに
なんかそれだけでもすごい、父親には嫌な感じにしか言われないんだよね
本当は、〇〇にならないと食っていけないなんてことは全くなかったような気がするけど
お金とか会社とかそういうものによる人間の幸福感っていうのはしばらくすれば快楽順応して
もともと生まれ持ってる生化学的な幸福度の設定点に戻るから・・・・・・・・・・
とくに幸福ということもないけど、妬まれることは時々あった
結局のところ、生活である程度、快感が持続的に得られる自分の行動って
本を読んだりして知的好奇心を追求するということと、

そこで得た教養をもとに、誰かと意見交換や情報交換を楽しむこと・・・・・・・・・このくらいであって
もらってる給料の金額は大きくは影響はしてないのかもしれないけど
まぁ、定期的な居酒屋でのコミュニケーションも、それなりにお金はかかってるから
まぁ、お金はあって悪いことはないのかもしれないけど、
生活の楽しみといったら、会話と本を読んで教養を得ることくらいで、
これは発展途上国の住民でも得られるような幸福なわけだからねぇ
日本経済がイケイケの円高の時期は、海外の人からエコノミックアニマルといわれていたけど
当時、貧しいアジア地域とかに旅行した日本人が、現地の人が意外に幸せそうに生活しているのをみて
頭が「?」マークになっていて・・・・・・どういうわけだろうと、首をかしげていた時代もあった