居酒屋のマスターの息子さんは
老後2000万円もいらない
ネコがいて、本があれば、それで十分だ、と言っていた。
自分は・・・・・時間に余裕のある生活で、ネコとかいたら、いいなとは思っていたけど。
ペットより先に自分が死ぬのは怖いから、老後もペットは飼わないかもしれないけど。
本があって、パソコンでチャットでもやってれば、過ごせるかなとは思ってるけど。
うーーーん、ときたま気分転換に飲み屋に行くとか。
まぁ、やっぱりそれくれいでいいと考えていた。
別に派手な暮らしを望んでいるわけではないけど、不安を解消するには・・・・・・・・
多少はお金が欲しくなってしまう。
でも、給料という箱は殆ど変わらないから・・・使い方を工夫するしかない。
その時々の人生における判断・・・良かったのかどうか・・・やっぱりわからない。
社会人になって2年目に、財政破綻した国家がどのような混乱に陥るか・・・
これに恐怖を感じるような本に出合って・・・個人的な対策を検討した結果・・・・・・・
生活保護水準以下にまで質素倹約をして、闇市で取引できるように小口の金貨を大量に買う・・・・・・・
という行動を24~26歳当時にはしていた。
で、その行動によって「自分だけ生き残ろうとするのはいけないこと」だと世間様から批判を浴びて
それを真摯に受け止めて、道徳的に間違った行動を改めようということで、
買い込んでいた金貨を全て売却した。
その結果、将来のこの国家の破綻に対して対応する術を無くしたことで、
これで家族に責任を負い保障する能力を完全に喪失したとの判断で、
苦渋の結果、絶望の淵で、この人生における結婚を断念したのが26歳の時だった。
その時点で、新たな人生の指針
「今その場しかない世の中、今その場しかない政治ならば、俺自身も今その場だけを刹那的に消費して生きる以外に方策はない!」
を編み出して、それに従って行動することになった。
絶望の淵でいろいろもがきながら、新たな趣味を模索して生活を虚飾する取り組みを真面目に追及した
魚釣り、スノーボード、水彩画教室、トレッキング、美食、キャバクラ・・・・・・
そういうことをひとりでして過ごしていると
「結婚しろ!男は結婚してこそ一人前だ!」という世間様からの批判を浴びる結果になった。
どうやら、結婚しないことも不道徳な行動らしい・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、自分が26歳で結婚を断念した経緯というのは、
個人的に行っていた国家財政破綻対策の金投資を、
自分だけ生き残ろうとするのはいけないことだとの批判を浴びて辞めたことで
家族を自分の責任では保障できなくなったと考えてのことだったので
それでも「結婚しろ!」というのであれば、「今すぐ国家財政再建しろ!」と返す他なかった。
まぁ、自分がやっていたような生活保護水準以下の暮らしをして投資していたようなことを
全国民がして、できたお金を全て国家財政再建のために
全員が全て納税するようなことをすれば、財政再建できるかもしれない・・・・・・・・
なんて当時は短絡的に考えて「今すぐ消費税40%にしろ!今すぐ年金1/4にしろ!」と訴える結果につながった
国の破綻に際して、「自分だけ生き残ろうとするのもだめ」だけれども、
未来の必要な子育てをするために「結婚しろ!」この双方の道徳律に応えるためには
みんなで協力して国家財政再建でもしてくれなければ、まず不可能であると考えたのだけれども
自分が適齢期の時にはそれは、政府国民共に実行することはなかった
それによって
「世代会計の観点で計算すると、まだ生まれていない将来世代は生涯所得の50%の純負担を背負い生まれる前から生活が破綻している。」
だとか
「孫と祖父で生涯における社会保障の受益と負担のギャップは生涯賃金3億円として1億2千万円の格差がある。」
だとか
「2000年代にコトリコフらが行った世代間格差の国際比較では、日本は全世界でもぶっちぎりに世代間格差の大きい国である。」
「将来世代に先送りしている日本の累積債務は1000兆円以上、毎年の財政赤字は30兆円以上であって、これは慢性的な税収不足と少子超高齢化による社会保障関係費の累増が主因となっている。」
「過去の借金を返済するのでなく、現状の年度の財政収支を均衡化させるだけでも、金持ち増税などでは全くびくともせず、人口の大多数を占める中間層からがっぽり徴税でもしない限りは財政再建できない。それは消費税に換算すると約40%程度に相当する。国民の今その場の生存権を保障する生活保護費は将来世代からの借金で賄っている。」
「合計特殊出生率1.3を今すぐに2.0に劇的に改善したとしても、遠い将来に税収には消費税に換算して5%程度の改善効果しかない。」
これらの点はもう2000年代頃には、明らかになっていたので、これらを全く改善することもなく、自分が子どもをつくったら、それは残虐かつ極悪非道な財政的幼児虐待犯罪加害者になってしまうのではないか・・・まぁ、それも「道徳的に正しい行動」と果たして言えるのかどうかもわからなかった。
で、結局のところは・・・・・・よくわからなかったのだけれども、個人的に選択した道は、国が財政再建に取り組まない以上は、個人的には結婚はしない・・・それが正しいか正しくないかは、はっきりしなくても・・・・・・・・・
現代社会は、自由主義社会であって、社会システムの構造メカニズムからしても、個人は、それぞれに保障された私権(私有財産権や自由権)に基づいて、自分と自分の家族の生活を守らなければいけないのはある程度、前提としてあるので、個人の合法的な投資判断や、あるいは、個人が結婚するかどうか、この点に関しては、法治国家である以上は、他人がどうこう口を挟んでこようが・・・それが親だろうが親友だろうが、誰が何を言ってこようが、何か言った他人が責任を負って保障するようなものではない以上、自らの責任で判断して行動しなければならないということになるわけで、
若い頃はよく分からなくて、他人に言われたとおりに金投資をやめてしまったけれども、その結果、結婚しない流れになったことに関しては、他人から批判されたからといって、それではいわかりました、ということで婚活する、ということは個人的には自分の場合はできなかった・・・・・という流れになった。
それで、まぁ、結果論としては、いろいろ拡張した趣味も30代半ば頃には飽きてしまい、会話と、教養を得るための本代に、ある程度お金を使いながら、淡々と死ぬまで生きるだけの生活に徹する人生の流れに至った・・・・・・・。
まぁ、お金を派手に使っても、しばらくすれば快楽順応してすぐなんとも感じなくなるし、資本主義社会では「消費は美徳」という考え方もあって、国民が大量消費することで、大量生産する人々の暮らしが守られる・・・内需を支えるわけだけれども、仮にお金を派手に使っても「あんなに無駄なことに贅沢しやがって」って恨まれるだけでなく、贅沢しても快楽順応して何も感じなくなる・・・・。だから、極端な贅沢もしない暮らしになって、余ったお金は、老後資金として資産運用する形になった・・・・これも資本主義社会の構造メカニズム上は、あらゆる資産の保有形態はあくまで相対的なものであって、個人個人がリスクや利益を検討して、資産の保有形態を模索する社会構造になっているし、日本円による預貯金が道徳的に正しいとかいうものではないから、汗水たらさないで得たお金が不道徳な汚いお金というよりも、拡大再生産システムを採用する社会の構造原理からすれば、投資は悪徳というわけでもないはずである。まぁ、貯めこみすぎても「あいつは守銭奴だ」とか「金持ちが貯めこんでいて使わない!」とかいうことにもなるのだけれども。
なんなんだろうね・・・・・・・・・・・人間ってどうやら、どう生きても、全て罪みたいな感じに言われるけど、ほんとなんなのかわからないけど。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
人の話・・・・・・・・・どこまで聞くに値するだけの価値があるのか・・・・・・今はそれすらもよくわからない。
ほんと、正しいことはなんなのか、、、真面目に模索して、「正義とは何か?」とか「正しいとは何か?」とか、そういう本まで真面目に読んでずっと考え続けているけど、今でもさっぱりわからないけど。
自分くらい、それに関して、勉強して考えて人にモノ言ってる人って、、、、果たしてどれくらい、大衆の中にいるのかも謎だし、それぞれの立場で、自分の利益のために、思い付きでテキトーに他人に有害な批判しているだけの人が、実は大部分であるような気がしないでもない。