ムリをしすぎない「中道」が、幸せに生きるための「王道」

日々のトラブルを乗り越える方法1

大喜多健吾

捨てる力 ブッダの問題解決入門

2017.7.28 4:50

https://diamond.jp/articles/-/135681
 

「頑張っているけど、もう…」 自立訓練に追い込まれ、知的障害の息子が起こした”反乱” 「本人のためと・・・」親に思い違いと気づかせたひと言

5/15(水) 10:41配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/59bd637799cf37d4f20020f88d79589bd4a4b091?page=1
 

 

居酒屋行ってきた。

マスターいた。

今日は、この2つのリンクのことについて話をした。

「誰かの期待に応えなきゃ」という「過剰適応」によって、「破壊衝動」や「暴力行為」が発現する場合があるようだ・・・・・という話。

自閉症の子どものいる家庭において、親が子どもに、将来の自立を促すための訓練を、熱のこもったやり方で強い続けて、そのような結果になった例がある話をしたんだけど。

親の思いとは逆に、「破壊行動」や「暴力行為」を沢山、起こすようになったようだ。

あと、マスターの息子さんも言っていたけど、仏教や道教のいう、中道や中庸が人間本来の幸福なんじゃないかっていう話だよね。

自分をあえて激しく痛めつけるような修行では個人は幸せにはならないというのは何千年も前から同じことをやっていた・・・・・というところ。

向上心によって熱のこもった専一の悪戦苦闘努力なんかでは、落ち着いた幸せは得られないということ。

マスターは、教育学者の家の子どもが、すごい荒れてるとか、なんなんでしょうね、って言っていて。

いや、そういうのは、子供を、何者にしようと、「期待」しているのか?ってのがあるじゃないですか

普通に無理なく平凡な育て方していて、そこまで荒れることがあるのかどうか。

子どもの頃だと、本人が気づいて、親の話を聞かないことなんて、できないじゃないですか、って話になって。

マスターは、子供時代そういう経験をして育って親になると、また自分の子供にまで同じことする

って言っていたけど。

たとえば、学歴生存競争とかどれだけ無慈悲な戦いを強いられても、一定の結果を得ると

それで正しかったのではないかと考えて、さらにエスカレートさせて子どもに伝えるとか。

そういう例もあるけど、それで挫折すると、真逆の子育てをする場合もあるかもしれない話をしたけど

人より優位に立てばいいって教育は何なんでしょうね、ってマスターが言っていて

北欧の教育なんかはそんなの全然ないみたいですよ?って言ってた

評価軸が違うのか、自分だけ生き残るために強烈な競争をするのでなく

みんなで協力して物事を解決するとか、そっちの教育が主体らしい

部活も熱血指導者が、過激に努力を煽り、情熱によって勝利を追い求めさせられるとか

あとそれ、教育だけじゃないで、社会構造全体から競争が強いられてるところがある話

大した仕事に就けないか、いいステータスの仕事に就けるかで、

日本では婚姻率に大きな差が出るから、

若いうちは競争して頑張らなきゃいけなくなったりするところがある

その辺の話しとか

あと、親の教育だけでなく、会社の社員教育もそうですよね、

言われたとおりに目の前のことをがむしゃらになってこなす・・・

ただ目の前の人から承認されるためだけに

そういう過剰適応によって、プライベートがめちゃくちゃになるとか。

上司とかは目の前の自分の指導実績をあげたいんですよね、自分の短い任期中に。

それによって熱のこもった極端な指導を部下にする。

その期待に応えようと過剰適応的な行動を部下がすると、会社に承認されるための行動で、

部下自身の人生全体が破壊される・・・・・

これも社会システムが影響していて、株主の期待が経営者の背後にあるわけじゃないですか

そして株主が今その場の目の前の金銭的利益のことしか考えてない

それで会社が動くわけですから、会社の言うとおりに完全に従って、社員が幸福になるわけない話

マスターは、会社が永遠に右肩上がりで成長し続けるなんて、無理な理屈だって言ってた

高橋まつりさんのいた電通の社員が店に来たとき言ってたって話だった

表向きは毎年、成長だのなんだの目標設定を強いられますが、実際は誰も真に受けてないらしい

真に受けた人が、高橋まつりさんだった

あの人は苦しみに耐え抜いて東大に入ったことで堅い信念ができていた

強い意志をもって取り組めば何事も乗り越えられると信じていたところがあった

で、上司の話を真に受けてそのまま、期待に応えようと全力でがんばった

結果、自殺・・・・・・・・・・

うーーーーーーーーーーーーーん

まぁ、そういう話とかして、食事が終わったので帰りました。