キャバクラ行ってきた。
すごい混雑してた。
最初、ヘルプの子がついた。
何度か、ついたことある子。
最近、なんか本読んで新しいこと分かりました?
って聞かれて
行動遺伝学分野でいろいろおもしろい発見がある話して。
まぁ、最近、いろんな人に話してる「努力」に関する一連の話を説明して。
科学的には努力癖なんてものは、存在しない話。
だから、教養の重要性はそこなんだよね、って話して。
「常に努力して常に成長しろ!」とか上からゴリ押しで指令されても。
黙ってそれに強烈に支配されて従っても、もともと人間に無理なことであれば、
最後は病気するか自殺することになりかねないということ。
本どれくらい読んでるか聞かれて。
あぁ、でも毎日20~30分くらいしか今は読んでないけど、20年以上は継続してるから。
全く本読まない人とではだいぶ違うと思う話したけど。
同僚でも、学校卒業してから、本を数冊しか読んでない、みたいな人が一般的みたいだけど
自分はもう1000冊以上は読んでるだろうから
そういう人とは知識や教養の量は段違いだと思う話した。
でもあれだけど、読書は趣味でしかないから、
本、読まなきゃいけないと思って読んでるわけでもなんでもない話したけど
少しは生きやすくなりたいとか、生きるヒントが欲しいとか、あるいは単純な知的好奇心だよね、って話して
プライベートはもちろん自分の時間だから、自分の好きに過ごしていいと思う話して
他に何か本読んでいてわかったことありますか?って聞かれて
最近は、あとは年功制組織の処世訓に気が付いた話して
組織では、経営者、現場管理者、同僚、立場によってみんな言ってることも他人に望むものも違うけど
これも人の話は、決して真に受けてはいけない話
年功制組織では年齢相応の立ち回りがあるということ
彼女は自分の会社の話してた
最近、会社の合併があって、今まで違う会社だった人が来て、6歳くらい年上の人に仕事を教えなきゃいけないけど
どうしていいかわからないってことだった
日本の会社組織は、年齢順、勤続年数順、職制順、いろんなのが複雑に混じってるから確かに難しい話して
昔は、先輩は部下を呼び捨て、部下は先輩に敬語、みたいなのが当たり前だったけど
職制が今はそこまで厳格な年齢順じゃないから
年上の部下が 年下の上司に 呼び捨てして 上司が部下に敬語とかだと
指示とか命令に支障が出てくるから、自分は今は、会社では全員に対して敬語を使ってる話したけど
日本はどうやら、ぜんぶ敬語にシフトしそうな話した
アメリカとかでは社長すらも一般社員がニックネームで呼び捨てする方向になったみたいだけど
まぁ、その辺も難しいね、って話して
とにかく若いと若いだけで年功制組織は大変だよ、って話して
俺も若い頃、長に言われたこと真に受けて、強烈に急成長した結果、2年目にはボコボコに潰された話したんだけど
当時は「こいつは仕事はできるけれども、人格や人間性に問題がある」とか
「感謝が足らない」とか言われていて
全部真に受けてたんだよね、最末端の立場でありながら、
生身の人間にはありえないようなスーパー人徳でも身につけなきゃいけないのかということでそういう本読んだり
感謝の情を意図的に引き出す内観というトレーニング法の本を読んだり、
でも方向性が全然違った話したんだけど
真面目な人なんですね、、、って笑顔で言われたけど
でも、そのおかげで病気して精神を失調した話とかして
やっぱり組織の力学だと真ん中がいちばん叩かれにくい話とかして
「中庸・中道の美徳」というのも古来からある話して
まぁ、道徳なんてなんでも「自分達をいい」とするものを擁立して党派争いするようなものでしかないけど
奴隷には自分たちを良いとする奴隷道徳があるし、僧侶には自分たちを良いとする僧侶道徳、貴族には自分達を良いとする貴族道徳、平民には自分達を良いとする畜群道徳があって
それぞれが党派を形成して自己肯定感を巡って争う話
組織はほんとめんどくさいよ、
結局、仕事ができるできないとか、職能とかいうより、いろいろな風当りを考慮すると、処世術の問題ということになるから
彼女は会社の人間関係に疲れ切ってる様子だったな
まぁ、またお話がしたいです、ということ言ってたけど、指名の子が来たので交代
連休の出勤予定の確認をして
彼女の連休中の行事の予定の話を聞いて
大阪でのライブがてら旅行してくるみたいだけど
新幹線の予約大変だったって言ってた
朝8時でグリーン車しか取れなくて、Sちゃんと離れてる席しか取れなかったって言ってた
京都にも寄ろうかと思っていたけど、バスすら行列になるだろうし
外国人でごったがえしてるだろうから、京都はやめたって言ってた
地元でも観光客が多すぎて苦情が出てるって話だった
俺は連休中は酒でも飲んでチャットでもしてようかなって話して
実家に帰るかどうかはまだ決まってない話して
あと何の話したっけ
彼女は日本の男女の賃金格差の話をしてた、ニュース記事みせて
正社員のみで比較しても3割も男女差ある、って主張してた
俺が見た厚労省の賃金構造基本統計調査だと、男女の賃金格差は年齢と職種が同じだと1割の差だったけど
全年齢でまるごと比較すると、3割差みたいだけど
この辺のことは深くはその場では自分はつっこめなかったけど
女性は、若年者層では看護師などの医療職では給料が高い
あと女性はサービス業従事者が多いので、年功制で年齢が上がった時は、恐らく女性賃金は下がるかもしれない
業種や職種の男女の就業分布の差もある程度影響しているかもしれない
同じ会社内において男女で異なった賃金表を使用しているというのはあまり考えにくいから
まぁ、昇進とか立場での差もあり得るけど
まぁ、その辺の話はすぐには口から出なかったけど
でも、女性賃金あがっても、女の人は男を養わない話はしたけど
彼女は、不機嫌になってたけど
データでみると年収1000万円以上の女性の、結婚相手(男性)は60%の人が1000万円以上ってのがあるらしく。
お金のある女性は一般的にお金のない男性とは結婚したがらない。
だから男女共同参画が推進されると
金持ちは金持ち同士、中流は中流同士、貧乏人は貧乏人同士で結婚するとか
アメリカはそういう社会の流れになったらしいけど
お金持ってる女性は、自分より貧乏な男と結婚するくらいなら独身のままでいるケースも多いから
基本的に結婚しない世の中の流れになるだろうということは話したけど
あと、彼女は、最近の若い男性の恋愛未経験率がすごい高い話してた
20代で4割・・・とか言ってた
まぁ、今はそんなところだろうね、って話
生涯結婚しない男の人も30%くらい・・・女性は18%くらいだったかな
まぁ、この国はもう崩壊するでしょ、って話だけど
あと彼女は、仕事でのチャンスの日米対比をしていたけど
日本は一回失敗すると、もうそれで終わりということが風土としてあるので、チャレンジ精神のある人が少ないけど
アメリカは、3回でも4回でもやり直せる環境があるし、何度でも復活できるから、チャレンジするって言ってた。
それアメリカだけじゃなくてアジアもそうだよ。
年功制を採用している日本だけ違う話。
まぁ・・・そうだね、日本なんか一つの会社でだめになっても、そこで辞めたら、もう二度と再就職できないで子供部屋おじさんになるのが怖くて、働かないおじさんのまま、しがみついている人多いと思う話して。
その環境が嫌なら、外国行くしかないね、って彼女が言っていて。
俺の場合は、もう、なるべく定年退職まで勤め上げることを目的に、あとは死ぬまで生きるだけの状態で、この国家と共に滅亡していくしかない話して。
もう諦めた話して。
彼女は、イェール大学助教授の成田悠輔が言ってたことの話していたけど
格差を広げるべき、格差を広げないと日本は沈没する・・・・・という説
あぁ、確か彼はそんなこと言っていたね、って話して
まぁでも社会の格差は、平和が長期継続すれば、
どの社会体制でも自然に不可逆的に広がっていくものだけど
最終的にはそれが極大化したときには、戦争、革命、体制崩壊等を通じて強制リセットされることになるから
格差広げたからといって、日本の国家財政問題が改善するとか、あるいは国が発展するとも限らないわけだけど
成田悠輔も社会学者ならそういうこと知らないわけではないはずだけど
主張の内容を自分も細かく検討したわけじゃないから分からない話した
まぁ、俺は、格差、広げようが、広げまいが、どっちでもいい話したけど
あとは定年退職まで勤め上げて終わりくらいにしか考えてないから
とりあえず、生活が成立すればそれでいいやというくらいにしか今は思わないからねぇ
まぁ、そんな話とかして、1時間したので帰りました。