ふぅ。

居酒屋行ってきた。

マスターの息子さんいた。

また、橘玲(たちばなあきら)の本を読んでるって話した。

「女と男 なぜわかりあえないのか」

という本。

自分はもう、男と女はテーマではないのですが、

これ読んでみると、オスのメスに対する攻撃性にはその配偶システムが関連していることがわかる話して。

たとえば、チンパンジーの場合は乱婚性だけれども

オスが子育てに全く関わることがなくて、オスも、メスも自分で餌を探して食べることから

乱婚性であっても、オスは生殖と育児にコストを割かないので

嫉妬もそれに伴うメスへの暴力も全く発生しない。

しかし、ヒトの場合は、長らくオスが、メスと子どもを長期に渡って扶養していた歴史があるので

メスに他のオスの子供を托卵されるようなことがあると、生物学的にはかなりオスは不利な状況に陥る

これによって、配偶者に自分の子供だけを生ませてそして遺伝子を受け継いでいくために

男性の嫉妬心による束縛と、場合によっては暴力による支配といった形が出るようになったという話

でも、人間の場合は「乱婚」「一夫多妻」「一夫一妻」

完全にどれかひとつだけの性質を持っているわけではなく、全部でもある話。

現代では父親の約10人に1人が自分の子供じゃない子どもをそれと知らずに育てているらしいです。

って話して。

女性は排卵前になると、よりセクシーになって、危険な香りのする魅力的な男に接近したくなるようで。

そこで出来た子供を、安定的なよいパパに育てさせるようです、って話して。

マスターの息子さんは、構造主義の話をしていた。

レヴィ・ストロースか誰の研究だったか、それはその社会の構造によって異なってくるとのことだった。

いろいろな部族社会を研究すると、「乱婚性」の部族社会にいる人間はみんな「乱婚性」を示しやすいし

「一夫多妻」の文化にいる人間は、「一夫多妻」もできる。

そして「一夫一妻」の文化にいる人間は、それもできる・・・・

社会構造に応じて人間は、行動を変化させるのではないか・・・とのことだった。

マスターの息子さんも、おもしろい、一通りそういうの興味持って本を読んでるというところね。

あと、女性同士である実験が行われたのですが、「女性の攻撃性」に関する研究で

「コンサバ型」の服装をした・・・丸首のシャツにジーパン姿の女性

「セクシー型」の服装をした・・・Vネックの胸を強調したシャツに超ミニスカート姿の女性

この双方の女性と他の女性を研究目的を告げずに会話させると

明らかに「セクシー型」の女性に対して他の女性たちは強い嫌悪感と敵対心を感じる指標が上昇していた。

という研究報告。

これは男性を奪われるというのと、セクシーの安売りによって「セックスを交渉材料に男から目的のものを引き出そうとする女性」にとっては、「女性全体に対する敵」とみなされて嫌われるということだったのと。

女性同士では、魅力的な女性の方が、そうでない女性よりも、同性同士でのいじめ被害に遭遇する確率がかなり高まるらしい話。

これは男の場合は、「地位財産」や「能力」がこれに相当するということ。

女同士でドロドロ嫉妬が渦巻くのは「容姿」や「セクシーさ」であって

男同士でドロドロ嫉妬が渦巻くのは「地位財産」や「能力」であるということ

それでまぁ、サッカーとかチームプレーのスポーツ選手の話になって

あれって、どれだけ国やサポーターに貢献できたかのPR競争じゃないですか

チーム内も実はかなりドロドロしてるんじゃないかって話

代表選手への選考とか・・・・・・果たしてキラキラすてきな一体感なんて本当にあるんでしょうか、って話

そういえば、今日、職場で変な事件があったんですけど

自分が作成した資料にパスワードでロックがかけられてた話して

自分自身には全く心当たりはなかったんですが

2重にパスワードがかけられていて、一つ目は、職場のみんながよく使用しているパスワードで

それを入力したら入れたんですが、もう一つがわからなかった話して

一応、職場の数名の人はその事態を把握したけれども

「重大な犯罪が絡んでいるかもしれません」ってあえて大げさに強調したんだけど

「それ大げさじゃないですか?」って聞かれて、

いや、「これ実際は本当に法に抵触する犯罪行為ですから。」とだけ数名の前で伝えた話して。

職場いじめとかって、一般的なセオリーとしては「まず身近な人に相談してください。」とか

会社は言うけれども、それじゃ、あまっちょろすぎると思うんですよね、って話して

それだと職場内という閉鎖空間でどれだけ犯罪的なことが行われても、

自分の管理する職場内で何かあったとき、自分の指導力が問われるということになると

犯罪的行為が行われても厳正な対処が行われない場合が多々あって、結果的には表ざたにせずに被害者の泣き寝入りに終わるしかないということを、自分も若い頃、かなり経験していたことがあったので

逆に、今後なんか良からぬ法令違反になるような犯罪的イジメに遭った場合には

まず、一番最初に「警察」か「個人加入している個人弁護士保険の弁護士」とか「労働局」など外部機関に相談して、

その後に「社内相談窓口」、一番最後に「自分の上司」に相談してみるのもアリかなと思ってる話して

そういう変化球を投げるいじめられっこが悪いというより、会社組織のこれまでの歴史に、身近な人を信頼して頼るのが正しいと判断できないだけの十分な根拠が既にあるということ。これはこれまでいじめ問題を本気で解決できてこなかった会社の実績不足の問題でしかないということ

そういうことで、まず、上をつついたり、おどかしたりしつつ、やらないと、

恐らく会社なんかまともに被害者のためになんか動かないですよ、、、、って話したら。

マスターの息子さんは、うちの会社にもそういう人は何人かいましたよ、って言っていて。

ボイスレコーダーとか持って録音していて、裁判の証拠にして、裁判起こして、勝って、賠償金もらって、やめてった人いるって言ってた。

そういうのって大きな会社でもあるんですか?どれくらいの規模の会社ですか?って聞かれて

大きい会社でもそういうのはありますよ、人間のやることですから。

そこそこの大きさの会社ですけど、まぁ、飲み屋では社名は言わないようにしてます、って話して

以前もあったんですけど、飲み屋で社名言ったら、ちょっと年上なんですけど、女の人がひとりすごい優しく親身になってきていた人がいたんですが、常連の男同士がすごいどろどろしていたことがあった話して。

もうそういうの嫌だから社名言わないことにした話して。

マスターの息子さんは、そういえば、この前、信越工業?かどこかの社員の人が、来てすぐに自分の会社名言って、自慢していた人いましたよ。年収の話もしていました、って笑っていて。

そうですね、そういう人もいるでしょうね、特に目の前に女とかいたら、って話して。

それはあれですよね、セクシーな女性が女性同士の間で嫌われるのと、同じ現象なんですね、って息子さんは言っていて。

そうそう、って話して。

でも、マスターの息子さんも感じるみたい。

会社とか身近なところでも、どう見ても地位や権力のある人に対する女の人の接し方が違うんだけど、正直、この男の人のどこがそんなにいいんだろう・・・って人に女の人は吸着してる、って言っていて。

そうなんですよ、女性はアルファオスが好きなんですよね、ボスザルみたいな、って話して。

男の見るポルノに相当するのが、女性の場合はロマンス小説なんですけれども、あれはストーリーがワンパターンで、これまで順位2位の男のことが好きだったのに、あるとき順位1位の男が現れて、いろいろかき乱されながら、そっちに惹かれて行って、で「男同士がその女を巡って競争」して、最後、「女はどちらかの男を主体的に選択する」のですが、順位1位の男を選んだことで、ハッピーエンドなんですよね、って話して。それが女のポルノであるロマンス小説のパターンらしいです、って話して。

あとは、投資の話

マスターの息子さんは、今、J-REITの指数がすごい上がってる話してた。

J-REITならしばらく前に自分も買いましたが、買うタイミング悪くて、マイナスだと思いますけど・・・って言って、ちょっと携帯でログインしたら、マイナス5000円になってますけど、一時期マイナス4万円くらいだった話して。まぁ、その辺の相場の値動きの息子さんの予想の話とか聞いて。

正直、今、もう株は買う気起きない話して。

MMF、債券、貴金属、REITを、株価暴落まであさってるかもしれない話した。

マスターの息子さんもそれがいいかもしれませんね、って言ってた。

なんかこの前、インド株のPER調べてみたら、アメリカ株より高かった話したんだけど。

息子さんそれは知らなかったみたいだ。

今、ハイテク株とかPER100倍とかになってますよ、まぁ、そのうち暴落するって彼も思うみたいだ。

今は、誰が何買っても、ぜんぶあがってますからね。

そのうち、誰が何買っても、ぜんぶさがるときがきますよ、って話して。

ってか、ウォール街のプロのファンドマネージャーが運用すれば儲かるわけでもないというのが

この前調べた例でいうと

フィデリティ 世界割安成長株投信 

というやつのチャートなんですが、株価が10倍になる割安の将来の成長株、卵をプロがみつけてきて

それに運用することをうたったファンドがあるんですよね

確かにチャートはかなり上昇しているんですけど、それをSP500の値動きに重ね合わせると殆ど同じなんですよね

で、SP500のインデックスファンドなんてせいぜい信託報酬0.1%ですけど

世界割安成長株投信なんか1.5%もかかるんですよ、、、、って話

息子さんも、プロのファンドマネージャーとか殆ど関係ないって思うようだった。

すぐに成績が出せなくなって、人が入れ替わるんだってね。

あとは、橘玲の話とかして。

あの人、もともと雑誌の編集長だった人ですが、どんな分野の本を書いても、めっちゃ詳しくたくさんのエビデンスを揃えて、真実をあぶりだして、ずばずば指摘するわけですけど、あの人はメディアには一切出れないでしょうね、って話。言ってはいけない、だれもあえて触れない世の中の不都合な本当の話しかしないので、しかもあの人、一度も顔出ししてないですよね、、、って話。

でも、本はおもしろいから、まだ時々買ってみる話して。

食事が終わったので帰りました。