「女と男 なぜわかりあえないのか」橘玲

という本を読んでいる。

この本だと・・・恋愛が成立するのは、人生のほんの一頃・・・ということになるのかなぁ

まず、男性が魅力的だと思う女性の年齢っていうのは、自分が20歳だろうと50歳だろうと、相手の年齢は20歳のままなのだ

これに対し、女性が魅力的だと思う男性の年齢は、20~30代は自分の年齢より+1~3歳くらい、40代になると、年下男性が好きになる。

だから、45歳の女性が、40歳の男性のことをいいなと思って話しかけても、その男性は30歳の女性に必死にメールを送っている・・・なんていうことになるので

もう、女性は・・・35歳くらいを超えると、ほぼ恋愛市場から淘汰されてしまう。

でも、若ければエロス資本を武器にやりたい放題なのだ。

じゃぁ、男性はどうなっているかというと、若さはあまり武器になっていない。

男性でモテるのは、「社会的・経済的に成功していること」のようである。

つまり、「若い女と、カネのある男はモテる」、まぁ、そういうことのようだ。

自分はもう・・・殆ど恋愛なんかにならないだろうなぁ。

年齢がもう、子供を育てられる年齢でもないし、成功はどうかというと、病気してもう組織の底辺だ・・・・・。

自分の印象では、自分の中の一番のモテ期は、22~23歳くらいの頃だったし

その頃は・・・資格を取って、一定の企業に入社した頃だ。

これから昇進するかしないかは、まだ決まってなかった時期だ。

その後、しばらく女を断って籠って投資に専念した後、病気して、結婚を諦めて静養・・・・

29歳頃の時から・・・キャバクラへ、ぷらぷら行くようになったけど、35歳くらいまでは、まぁ、それなりに女の子からも手ごたえがあったように感じる。

でも、それも年齢が近めの子が中心だったように記憶している。

今はどうか・・・キャバクラ行く生活は変わらないけど、女の子の方からプライベートでお会いしましょう、と言われることは全くなくなった。

で、キャバクラの女の子の年齢も、大体、20~35歳くらいまでなのである。

まぁ、そうなると、エビデンスでもあるように、女性が魅力的と思う男性の年齢が・・・自分の年齢+1~3歳くらいということだから、

40代以降の男性はもう、若い子には相手にされない・・・でも、せいぜい30代半ばくらいまでの子としか自分は話したがらない。

あとはお金で解決しない限りは、もうダメな年齢である。

これだと、キャバクラでの遊び方のスタンスは・・・まぁ、色恋系はもうだめだということになる。

自分自身も、30代半ば以降、ここ10年間くらいは、色恋目的ではキャバクラは利用していないけど。

まぁ、今のような過ごし方をずっと続けるしかもう、選択肢はないか。

知識のアウトプットの場としての利用だ。

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まぁ、後から振り返ると、異性関係で一番ムダだと思えた若い頃の行動はなんだったかというと

自分が20代前半頃に、職場の中高年男性に連れられて、年増の水商売の女が接客する店へ行くことだ。

金もかかるし、女の子は年増だ。

確かに、あの頃は、水商売の女に高い金払って接客なんかしてもらわなくても、プライベートでは割り勘で、もっと若くてかわいい女の子とデートくらいは簡単に出来ていた。

場合によってはセックスもできていた。

明らかに年増の水商売の女の子の方が、魅力も価値も劣っていたのに、高額払って、先輩について行っていた。

あれはムダだった。

まぁ、その後、転勤で数年で2か所移動して、その都度、プライベートでの関わりがリセットされて、そのうち、自分も飲み屋の女の子としか関わらなくなったけど。

やっぱりそれでも、自分のことを誘ってくる女の子は、せいぜい同年代だった・・・でも自分はもう結婚も、それにつながる恋愛も政治的理由で断念していたので、全部スルーしていた。

それが30代半ばまでだった。

30代後半以降は・・・いわゆる手ごたえを感じるような女の子はいなくなって、専ら「お話」だけに専念している・・・。

こういうの、いろいろ状況が掴めてきた頃には・・・もう恋愛市場では、もう、年齢的に通用しなくなっている・・・。

あとは、このまま定年退職まで、ひたすら今のような生活を継続するだけか・・・。