KPIを無視する力

成田悠輔が言っていた「KPIを無視する力」ってなんだろう・・・と思って。

そもそもKPIを知らなかった。

KPIとは。

KPIとは「重要業績評価指標」というもので、

具体例としては「売上高」「利益成長率」「顧客満足度」「クレーム件数」「品切れ率」「社内改革提案件数」「教育時間」などが挙げられるらしい。

まぁ、あれだよねぇ、こういうのを前向きに改善して、会社にとって使える人間になって出世していこうとするのは・・・・・・・

要するに「金」や「地位」で人間は幸福になるはずだ、とまず思っていて、他人との競争でそれを求めて行かなければならないわけだけど。

今の俺も・・・そんなにその力をもう信じているわけではないんだよねぇ。

「生活が成り立つ程度のお金と地位があれば、幸福感は大きくは違わない。」

これだと、KPIを何が何でも改善して高めて行こうとする意欲も湧かないわけだよねぇ・・・・・・・・。

仕事自体がおもしろくて追求しがいがあるなら、ともかく、KPI全般を常に、改善していこうというのは・・・

やっぱりそれらを支える屋台骨は「地位財産名誉にすごい価値がある」とでも信じていなきゃ、全部頑張って取り組もうとは思えないわけで。

「地位財産名誉にすごい価値がある」と思い込ませて、そこに付け込むことによって、

会社や社会を支えるために、アリやハチのように働かせるわけだよねぇ・・・。

でも、「地位財産名誉などの相対幸福の価値を妄信している人」というのは、

・・・・・他人にマウントするとか、あるいは妬むとか、そういうところもあるわけだよねぇ。

ふむ。

まぁ、俺がお金かけてやってる暮らし・・・ってそんなに価値があるのかもわからないけど

魚屋で一本数百円で売ってるような魚の、一皿の刺身を、飲食店で800円で食べるとか。

チャットだったら無料の、若いねーちゃんとの会話に、１時間12000円かけるとか。