居酒屋行ってきた。

マスターがいた。

年収1兆円の富豪と、年収8万円のアフリカのマサイ族の幸福度が同等だった。って研究報告がある話した。

いくらお金手にいれてもすぐ慣れちゃうって話。

で、普段は、もとの生化学的な幸福度の設定点で生活している話。

いわゆる、なんでもない、ふつーの状態。

マスターもそんなもんだと思ってたみたい。

すぐ慣れちゃうと思うって言ってた。

これだと、受験戦争とか必死に戦うの何なんでしょうね、ってマスターは言ってた。

生存競争しすぎると、マウントしますよね、って言ったら。

マスターは、そうなんですよ、必ずそういうふうになります、って言ってた。

俺はこれだけ努力して苦労して勝ち残ったんだから、他の何もしてない奴らとは違う、って話になります、って言ってた。

でも、学業成績も遺伝子の影響が50%なのに対して、努力の影響は10%なんですよねって話したら

この前そう言ってましたね、ってマスターが言っていて

恐らく激しい生存競争をすると、苦痛で認知がゆがむんだと思います、って話して

これだけ苦しい思いをして努力して勝ち取ったのだから、合格しなかったやつは自助努力が足らないだけだ、ということになるんだと思います、って話して。

苦しみの体験が強烈だと、必ずそうなるでしょうね、って、マスターも言ってた。

マスターは、今は小学校低学年からみんな塾へ行って受験の準備してますよ、って言ってた。

親がさせてるって言ってた。その通りのところの塾も深夜に親がいっぱい子供を送り迎えして待ってます、って言ってた。

「いい学校行って、いい会社に入れ」って。

でも、小学校低学年から対策して入ったような身の丈に合わない私立中学って・・・

どんどん後から勉強始めた人に追い抜かれるんじゃないですか?って話して

韓国なんか自殺率すごいですよ、ってマスターは言ってた。

あと、大手保険会社の話してた。

すごく高学歴の人がたくさん行くんですが、自殺者がすごい出るんです、って言ってた。

会社に入った後も、ずっと競争競争で、ドイツ語とか英語とか必死に勉強して出世競争していて、自殺していくんです、って言ってた

小保方さんの話もしていた。

結局、どれだけ稼いでどんな立場になっても、しばらくすれば人間はもとの幸福感で生きてることになるわけですよ。

それなのに生存競争ばかりしていたら、苦しくて自殺するしかなくなるんじゃないですかね、って話して。

いや、受験勉強みたいな過度の緊張状態なんてせいぜい1~2年くらいしか耐えられませんよ。

会社員は40年じゃないですか、短距離走を走るような勢いで過激な生存競争ばかりしたら、病気するか自殺する他ありませんよ、って話して。

一通り生活できるお金だけあれば、それ以上手にして使っても、しばらくすれば何も感じないですから、て話して。

いや、金持ちでも、普段感じる幸福なんて、ご飯食べておなかいっぱいとか、誰かと話して楽しかったとか、そのレベルだと思うんですよね。

家が立派とか、ベンツがあるとか・・・・・しばらくすれば、そんなの何も感じないはずですから、って話。

マスターも、生存競争なんかしすぎても、傷を負ってマウントするようになったりするだけだって認識みたいだった。

基本的に、がんばっても苦痛なだけですけど、そういう人って普段すごく苦しいから、弱者を叩きますよね、おまえらも努力しろって。

でも努力の影響なんて10%ですからね、努力が結果につながる人は、もともと運や偶然で素質が備わってるだけですからね、って話。

マスターは小学校低学年から受験戦争していたような人の下で働くのは、嫌ですねーーーーーー、、、、って言ってた。

ほんっと、これからむごい社会になっていくでしょうね・・・・・

うちは、母親は勉強しろとかいいませんでしたが、父親がひどかったですね、って話して

まぁ、そんな話とかして食べ終わったので帰りました。