新卒就職人気企業ランキング2023

 

 

これみると、うちの会社も、日本でも有数の就職人気企業ということになるのかもしれないけど。

それと人間の幸福感は全く関係ないことが、今ではよくわかる。

「地位財産名誉成功栄光栄華勝利それ自体を目的とした悪戦苦闘努力は、幸せになるどころか、むしろ大災厄をもたらす。」

ドーパミンによる一過性の快楽しかもたらさず、しばらくすれば、そこからは何の幸福感も引き出せなくなる。

こういうものは・・・・・虚栄、虚像、虚構・・・・・でしかないというところだよねぇ。

「それだけ恵まれた立場なのであれば、俺らとは違って、お前に限っては、日々、周囲の皆様に感謝して生きるべきではないのですか?」

みたいなこと言う人いたけど。

年収1兆円の大富豪も、年収8万円のアフリカのマサイ族も、幸福度は同等であるし。

日本では、年収50万円と年収900万円では、安心感に17%程度の差があるだけだ。

立派な職業であるとされている、医師や弁護士でも、精神疾患になったり自殺する人もいる。

公務員でも精神疾患になったり自殺する人もいるし。

どんな立場になっても、人間は救済されているとは全く言えないし、苦しんでばかりいる人もいる。

苦しいだけなのに、感謝なんかできない人もいるだろう。

「感謝しないとお前、この崖から突き落とすぞ!」って脅かされて、

「恐怖心」に基づいて、それを「感謝の言葉で表現させられる」のも、単なる脅迫でしかないだろう。

いわゆる、エモハラ。

子どもが巣立った後の専業主婦でも、ニートでも、中小企業でも、大企業でも、一般社員でも、会社経営者でも、

医師・弁護士・大学教授・会計士・税理士でも

「自分は生きやすいです。」なんて感じている人は殆ど全くいないだろう。

どんな社会クラスの人でも、精神疾患になる人もいれば、自殺する人もいる。

立場では殆ど変わらないのである・・・・・人間に備わった感受性の問題である。

もともと人間は感受性の初期設定値が苦痛側にセットポイントがあり、どう生きても、常に持続的なリアルな苦痛を感じ続けるようになっている。

そして、快感は一瞬の蜃気楼のように消失する生化学メカニズムになっているのだ。

日本でも有数の人気企業にいようと、日々の楽しみや癒しは、その辺の中学生でもやっているような「チャット」や「ブログ」であったり。

その辺のおじさんなら誰でも飲んでる「安い缶チューハイ」であったり。

これだと、たぶん、大企業経営者になれば、もっと輝けるプライベートを過ごしているはずだというのも、恐らく幻想でしかないよねぇ。

みんな、ただの生活をする、ただの人だろう。

もともと生まれつき朗らかな人は、乞食でも、奴隷でも朗らかであるが。

もともと生まれつき悲観的な人は、王だろうがなんだろうが、悲観的なのである。

人間には・・・・・ある程度、それぞれが生まれつき持っている生化学的な幸福度の設定点というものがあり、

何を実現し、何を手に入れようが・・・・・しばらくすれば、やがてもとの設定点に戻る仕組みに人間の生体はできている・・・・・・・・。

有名大学や有名企業に入れば幸せなはずだ・・・・・そんなことはない。

男性の場合はそういう幻想を抱く場合がある。

結婚すれば幸せになるはずだ・・・・・・そんなことはない。

女性の場合はそういう幻想を抱く場合がある。

「欲望」「幻想」「錯覚」「虚構」・・・・・・・・・・・・・・・・

結局、何をやってどう生きても、しばらくすれば、なんでもない何の刺激もないただの退屈な日常である

退屈しないための秘訣は、地位財産名誉成功栄光栄華勝利それ自体にはもともとない。

退屈しない工夫ができる人は、小学生が植物園に行っても、楽しめるだけの素材を自分が持っているかどうか・・・・・そういうものかもしれない。

ただの草とも思えるようなものの、植物の進化の歴史や、特徴、あるいは、メンデルの法則だとか、植物の多様性、あるいは食用できる草かどうか、

薬用植物の知識・・・お茶にしたりとか・・・・

そういう知識や教養や工夫をもとにして、植物観察を楽しいものに自分で味付けできるかどうかとか。

そういうところかもしれない。

会社員もただ生きているだけでは、どんな看板の会社に居ようと、仕事はただの仕事だし、なんの輝きも面白みもないただのサラリーマンである。

キラキラ輝きを放ちながら労働している人なんて今まで一人もみたことないし、どこにでも不満はくすぶっている。

でも、人間が形成する組織とは何なのか、人間とは何なのか、世の中とは何なのか、社会とは何なのか、、、、研究対象にすればそれが面白いこともある。

従来はそこから被る自分の苦痛を回避したいというのが、世の中の解明や理解のための学習を促進させる要因だったかもしれない。

300年前くらいに牧師であったメンデルが、エンドウ豆の研究に8年間費やして、

一定の遺伝法則を発見したのも・・・・本人の興味や好奇心が湧けば没頭できる研究対象になる。

あるいは、天体観測に没頭するとか。

エンドウ豆も見る人によっては、ただのエンドウ豆でしかないし、夜空はただの夜空だっただろう。

それをおもしろい没頭できる研究に昇華させることができるかどうか・・・・・

人生をある程度、充実させることができて、本人にとって、味わい深い暮らしになるかどうかは、本人次第なのかもしれない。

幸福といっても、強い快感というのは、一瞬で消える。

地位財産名誉成功栄光栄華勝利による快感なんて、せいぜい、パチンコや競馬・競輪と大して変わらない。

快感とかいうより、もっと静かなものだけど、じわっと?くるようなより持続的な充実した人生というのは・・・・・

自分の好きなテーマに没頭することくらいでしか得られないのかもしれない。

人によってその内容は異なるかもしれないけど

地位や名誉がある立場の人でも、障碍者の作業所にいる人を、

税金でお世話になっているのだから、その立場を自覚して謙虚に生きろ・・・みたいなことを言う人もいる。

でも、地位や名誉がある立場の人でも、障碍者支援に自分のエネルギーを注ぐことを生きがいにする人もいる

基本的に社会構造から生み出された、あるは遺伝的な運や偶然、

あるいは本人に選択の自由のない家庭環境などの境遇によっても左右されて生じるような社会的弱者に対する福祉を断ったりしたら・・・・・・・

社会秩序や治安は崩壊し、犯罪やテロが多発するような社会になったり、することもあるだろう。

自分の場合は、人間、世の中、社会に関する、真理の探究・・・・・・・・・・それが長らく取り組んでいる自分の趣味だ。