ブログに
「1年前にあなたが書いた記事があります」
って出てたのが
教育ママや教育パパ自身の学
2022年12月29日 21:28
っていうので
++++++
最新の、学や教養のある親が・・・・・・・・・・
教育ママや教育パパになりえるのかというと・・・・・・・・・
どうなのだろう・・・・・・・・・・・・・・・・
行動遺伝学の分野ではかなり、
教育の影響効果は小さいとする研究結果が既に出ている・・・・・
この前、チャットでも親が金かけて英才教育さえすれば
どうとでもなる的なことを言っていた人もいたけど
英才教育の闇や副作用といったものも、どのくらい検討されているのか分からない
英才教育は失敗する事例の方がずっと多いんだよねぇ
強いストレスによって、昨日まで成績トップだったような人が、
突然、不登校になって最下位になったり、子どももすごい不安定になるし
精神を病んだり、親殺しなどに至る場合もある
本人の資質に見合ってない教育を施したりしても
幼稚園お受験から強いられていたような人でも、中高一貫校に行ったような人でも
やっぱり浪人して中堅大学くらいにしか行けないような人もたくさんいるし
尊敬する親の期待に応えられなかった・・・・・・・・・
という辛い思いを30代になっても抱えているような挫折者もいる
親は子供を絶対に幸せにしてみせる!なんて力んで
教育効果に過剰な期待をして、
日本で年間20人くらいしかなれないような極端に名誉ある仕事に娘をつけさせようと
幼稚園時代から極端な教育地獄で縛り付けて・・・・・
結果的には、子どもは、親の期待に応えられなかったという残念な思いを
30代でもずっと引きずっていて、むしろ不幸にとらわれてしまってる人もいる
もともと教育効果や娘に対する過剰な期待が極端な不幸を生み出していたのかもしれないけど
そもそも人間の人生について絶対的な正解や、確実な幸福実現の保障なんてものはないのだから
他人が何を期待して、どんなことを言ってこようが、もうそんな後悔はしないでいい時期なのである
30代になればある程度の見識も備わってくるだろうし
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
ある程度は、極端な不幸は自らの学びに基づく教養でも回避できるところもあるのかもしれないけど
誰かに言われたとおりにしたところで、もともと人間は初めから幸せな生物ではない・・・・・・・
他人の期待になんか応えなくても、全然、構わなかったんだ・・・・・・・・・
後からそう気づけるだけでも、
ある程度、その強い苦しみは弱い苦しみへと緩和できるのかもしれないけど
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まだ一年前にこの記事を書いた時には、数値としては認識してなかったけど
子どもの学業成績に対する影響度(説明率)は、行動遺伝学で検討されていて
・遺伝子の影響効果 50%
・親の教育やしつけの影響効果 3~5%
・本人の学習時間や学習態度などの努力の影響効果 8~10%
という研究結果が、昨年の安藤寿康氏の論文で発表されていた。
最新の進化心理学や発達心理学では、ジュディス・リッチ・ハリス女史の「子育ての大誤解」という上下巻各300ページくらいの本に書いてあったのは、
子どもの育ちに対する親の教育の影響効果は殆どない、、、なんて書いていたなぁ
まぁ、子供にとってみれば、親くらい年齢が違うと、脳の発達段階とかも全然違うし、違った環境下で生きているから、そういう存在からどれくらい影響受けるかというと、
そこまではっきりしたものはないし、兄弟で同じように教育をしても全く違う大人に育つところからしても、そうなんだけど
子どもの場合は、たとえば、同年代の友達とか、あるいは部活の1~2歳上の先輩とか、そういう存在から学ぶ要素の方が大きいんじゃないかって話だったよねぇ
あとは、移民2世の言語の訛りとかね、移民一世の親はずっと独特の訛りで英語を話し続けたりするけど、
子供は幼稚園とかで現地人の子供同士で関わってると、それはもうほんと綺麗な現地の発音で英語を話すようになったりするみたいで
親が持ってる母国の文化とは全然違う、移住先の国の文化に、子供は完全に染まって、親からの影響なんて殆ど受けてないなんてことが本に書いてあった
だから、教育ママとか、教育パパが、どれだけ子供にゴリ押しで教育しようとも
「エビデンスなし」
なのかもしれない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・