病理検査結果を聞いてきました
1月4日の生検結果
ホルモン超微陽性
トリネガ寄りのルミナルB
グレード3
右乳房に1.5センチの腫瘍
右腋窩リンパに3センチの転移
ステージ2の告知
術前化学療法でFEC療法を4クール
途中結果のCT検査にて、とてもよく効いたことにより、2クール追加
FEC療法を合計6クール受ける
手術前検査のPET/CTでは、原発腫瘍およびリンパ節転移の画像上の消失を認める
6月2日
右乳房部分切除とリンパ郭清術
上記の結果
完全奏功✨✨
腫瘍があったであろう場所からも、リンパ郭清したリンパ節十数個からも、がん細胞は見つかりませんでした!!
治療結果として、とても良い結果を出せました
術前化学療法で、完全奏功した場合の再発率が4分1に減るというエビデンスもあり、予後に期待を持てる結果になりました
もちろん、100%再発しない訳ではないけど、赤い悪魔を6回も耐えた成果としては、完全奏功は最大級の成果
追加の抗がん剤も、上乗せ効果より副作用のダメージが上回るので、必要なし
ということで、今後は放射線治療に進むことになりました
そして
タモキシフェン
1日1錠10年服用
今後はこのような治療になります
10年かぁ
長いなぁ
体からがんは消えたのに
がんになる前の自分には、戻れない
もう、戻れないんだよなぁ
腕のリハビリは続けていかなくてはいけないし
浮腫にならないように注意も必要だし
体重管理や食事や運動に気を遣っていかなくてはいけないし
ストレスや過労にも気を付けなくてはいけない
タモキシフェンの副作用もあるだろう
完全奏功は本当に嬉しい
嬉しいけど、なんとも複雑な心境になるのは
今の自分の状態が、以前の自分の状態と違うから
腕がうまく上がらなかったり、だるかったり
今までできていた家事が、うまくできなかったり
脇や腕や背中の感覚がないのに、痛くなること
運動して発散したくても、痛くてできない動作があって、発散できない
買い物に行けても、重い荷物運ぶのに左手でしか持てないから、何回も往復しないといけなかったり
体は元気なのに、不具合が生じていて
常に、リンパ浮腫の不安がつきまとう
手術しなければ良かった
そんな気持ちが
ムクっと顔を出して
居座る
良い結果の代償?
私が生きるために
そんな代償を払わなきゃいけなかったの?
この体に慣れてきたら、気にならなくなる?
この不具合だらけの体に慣れなきゃいけないの?
もとの体に戻りたいなぁ
と、嬉しい報告を全面的に喜びとして受け止めきれない、弱虫はみこの結果報告でした
きっと、術後まだ時間もたってないのに、体が言うこときかなくて、焦ってるんですね
※私なんかより、ずっとずっと辛い思いをされている方が読んで気分を害してしまったら、ごめんなさい